2012.02.12

小学6年生、はじめてひとりで観に行ったのは斉藤和義だった

長男は中学2年生のとき、はじめてひとりでライブコンサートに行きました。サマソニ。
以来毎年、今年は2日とも行きました。


同じ年、中2の長男と、小4の次男、兄弟だけでさいたまアリーナへグリーン・ディを観に行きました。

ああ、もう2年前のことなんだ。

2/11土曜日、僕は自分で行こうと思って、斉藤和義の日本武道館のチケットを買ってたんです。「今年最初のライブは、斉藤和義だなぁ」なんて思いながら。
ところが、年が明けたくらいから、急に小6の次男が斉藤和義をよく歌うようになりました。『歩いて帰ろう』のギター弾き語りの練習を、延々としています。

もともとは、長男が当時読んでいた伊坂幸太郎関連で、長男が斉藤和義のCDを欲しがったのです。

『ベリーベリーストロング』という曲が、斉藤和義と伊坂幸太郎の、音楽対小説のコラボレーションなんです。
このCD、家族ですっかり気に入り、子どもたちは他にもたくさんのCDを借りてきていました。

「なぜ?」とは思うのですが、武道館ライブの直前になって、子どもが『歩いて帰ろう』を歌っていたら、やっぱり気になります。
「実は、父さん、斉藤和義のコンサートのチケット、1枚だけ持ってるんだけど。……行く?」

最初のうちは迷っていました。ひとりだけで電車を乗り継いで九段下まで行き、大人に交じって武道館でコンサートを観る、ということが、イメージできなかったようです。
しかし、3日ほど考えて、結論がでました。「行く!」

九段下までの電車の乗り換え方法、武道館の席の説明。
「南と南東って、まちがえやすいからね」
「2階っていうのは、普通の3階の感覚だからね」

17:00開場の頃には着いていたようです。「トイレにいってくる」「もうすぐ始まりそう」というメールがきました。
そして、21:00くらいに「終わった」。

そこからが冒険だったようです。来た時の経路で帰ろうとしたら、めちゃめちゃ混んでて「これは乗るのムリ」と判断。急きょ、九段下から別経路で帰ってきました。
ほお。
遠回りしましたが、無事に帰宅しました。

その夜は疲れ切っていましたが、次の日、うれしそうにライブの報告をしてくれました。
「前の席がちょうど空いてたから、よく見えた!」
「全部、知ってる曲だった!」
「オープニングが、すっごくよかった!」

スリルがあっただろうなあ。
そのぶん、忘れられないライブになったんだろうなあ。
絶対、僕が行くよりも、子どもに行かせて正解でしたね。


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2012.02.07

遅くなりました! 2012年1月始まりの22:00ドラマ

定点観測を続けている、民放22:00~ドラマ。
遅くなりましたが、今期のドラマ、出揃いました。

【火曜日】ハングリー!(フジテレビ系列)
主演の向井理をはじめ、国仲涼子、瀧本美織、とNHK朝ドラメンバーが集結。
しかし、向井理は、水木しげるにしか見えません。あと、ベースマンの役柄設定は映画「BECK」とかぶります。
稲垣吾郎も、いつもの役柄。つまり、「どっかで観たことあるよな~」感がムンムンします。
フレンチ・レストランの話なので、毎回こった料理が出てきます。早速、レシピ本も出ています。
THE BAWDIES の主題歌が、印象に残ります。
片桐はいりに注目、でしょうか?

【水曜日】ダーティ・ママ!(日本テレビ系)
こりゃもう、永作博美のカーリーヘアに尽きますね。「家政婦のミタ」に続いて、女優さんに新しい役柄を割り当てる水曜日。こういうのは、好感が持てます。
そのぶん、他の出演者は、いつもどおりの「安定した」役柄と演技。香里奈、上地雄輔……。ナイス、いつもどおり!
八嶋智人、佐藤二朗、安田顕、野間口徹といった脇を固める面々も豪華。
しかし。香里奈って、いつの間にこんなに売れっ子になったんだろう? おつかれさまです!

【木曜日】最後から二番目の恋(フジテレビ系)
小泉今日子は、すっかり大人の女優の貫禄が出てきましたねー。40代女の会話がリアル! と一部で評判のようです。
不思議なのは、内田有紀です。引きこもりの役なのですが、いつも目深に帽子をかぶっているため、ほとんど表情が見えません。これはこれで難しい役かも。
中井貴一が、むりやり渡されたエロ雑誌につい見入ってしまう、というシーンがありましたが、「お前ははじめて入った風俗店で、高橋ひとみの前で泣き出したじゃないか!」とツッコみたくなったのは、僕だけではないはず。おそるべし「ふぞろい」のトラウマ。
(追記)
浜崎あゆみのエンディング曲よりも、ドラマ中に流れる英語の歌のほうが気になる人は多いはず。正式にクレジットはされていませんが、ヤエル・ナイムという人のようです。

【金曜日】恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方~(TBS系)
仲間由紀恵は仲間由紀恵だなぁ。というのが感想です。市川実日子、りょう、という助演女優さん、好きです。
佐々木蔵之介、なんか精彩を欠いてないっすか? どうした、蔵之介! がんばれ、蔵之介!
ところで、仲間由紀恵は、室井滋が社長をする出版社の営業マン、という役柄です。通常は、出版社と書店さんの間に「契約をとる」「取引先」という商行為はありません。しかし、例外として、そういう商売をしている出版社も、あるにはあります。そのタイプの有名な出版社で、社長が女性といえば……。

全体に今期のドラマは、いつになく「どっかでみたことある」感が強いような気がします。
しかし、「ダーティ・ママ」以外は原作なしのオリジナル、というところに注目です。コミック原作のドラマが、ホントに多いですからねー。

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2012.02.03

青春スポーツSF小説、かな?『コロヨシ!!』


コロヨシ!! (角川文庫) 三崎 亜記

”「掃除」が競技!? 前代未聞の奇想青春小説”という惹句にひかれて、手に取りました。
青春モノ、好きなんです。
もう我が子が高校生だっていうのにねぇ。

前半、わりと普通の高校生スポーツもののタッチで進みます。
ただ、何しろ時代も国も、近未来(?)の設定なので、「これ、日本の話だよな?」と何度も不安になります。
何しろ題材となるスポーツが「掃除」。
羽子板の羽のような「塵芥」を、長い棒(ま、箒ですね)でコントロールして、その技術や芸術性を評価するという、奇想天外なスポーツなんです。

まあ、よくこんなこと、思いついたもんだ。

複雑で、謎の歴史を持つ競技、というあたりは、万城目学の『鴨川ホルモー』等の一連の作品に通じるところがあります。

『鹿男あをによし』は未読なんです。すんません。

しかし。後半になると、主人公はぐいぐいと「掃除」の謎に巻き込まれていきます。
青春スポーツの典型である、「道を究める」という世界にとどまらないのが、この本の特長です。
大人たちの都合に振り回され、いつのまにか駒として動かされている。
その中で、自分の「掃除道」を追求することによって、主人公が「自由」について考え、自分なりの回答を見出すところは、ビンビンきました。

500ページを超える分厚い文庫本なのですが、後半に行くにつれて加速して読めました。

しかし、謎はいくつも残したままになっています。
うーん、続編が出たら、読まなきゃなー。

いろんな意味で、異色の青春スポーツ小説。好き嫌いはある程度分かれるかもしれませんが、僕はオススメします。

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2012.01.27

忌野清志郎『瀕死の双六問屋』、完全復刻版発売!

すげー! 忌野清志郎の『瀕死の双六問屋』が、完全版で復刻だそうです!

キヨシローのオフィシャルサイト「地味変」によれば……
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「2000年に単行本、2007年に文庫として発売された「瀕死の双六問屋」に、当時未収録だった18話分&イラスト&写真をプラスし、特製CDも新たにリマスタリングした完全版。
画は浦沢直樹氏、解説は町田康氏による描き下ろし。」
--------
とのこと。

未収録原稿が追加され、付属CDはリマスター盤!
カバーイラストは、浦沢直樹だぁ! これ以上、何を求める!
単行本も文庫本も持っているけど、これは「買い」だぁ!

この本、CD付きの古本にはプレミアムがついて高騰、入手困難になっていました。
しかし、しかーし!
キヨシローの作品を、プレミアムにしちゃ、いけない!
と思うのであります。
こうやって、作品が残され、伝えていくことにこそ意味がある。
そして、これから忌野清志郎を新たに知る人が、もっともっと増えていけばいい!
ついに日本にも、永遠のロックの「象徴(?)」が生まれたのだから。

近い将来、中学生や高校生がはじめてバンドを組んだとき、「とりあえず、やってみる」曲は、「ジョニー・B・グッド」じゃなくて、「雨上がりの夜空に」になっていることだろう。

「キーはDのままでいいの?」
「長いバージョン? 短いバージョン?」
「OK、入りまーす!」
そして、未来の子どもたちが、チャボになるのだろう。

楽器屋のギター売り場には、「雨上がりの夜空に、の試奏は禁止」という貼り紙がされるだろう。

清志郎が公開してきたすべての音楽は、永遠のポピュラー(?)ソングになるだろう。

清志郎を知らない人に対して、「いいなぁ、これからキヨシローの全曲を初めて聴くことができるなんて!」とうらやましく思うことになるだろう。

音楽だけではなく、文章や絵、マンガなども高い評価を受けるだろう。

「清志郎というと、愛と平和の人みたいに言われてるけど、けっこうシニカルでふざけた歌も歌ってるんだぜ」
なんて、訳知り顔で語るヤツも出てくるだろう。

僕ら、同じ夢を見ようぜ。

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2012.01.19

特選! おとなの遊び

一昨日、かな。
PTAの大会があって、出席してきました。
けっこう大きくて、ちゃんとしたホールに集まって、講演を聞くんです。

僕は真ん中よりも後ろくらいの席に、同じ学校のお母さんたちと一緒に並んで座っていました。
そして90分の講演が始まったのですが。
ごめんなさい。あんまり面白くなかったんです。

そういうことって、よくありますよね。
で、寝ちゃうんですよね。

僕も眠たくなったのですが、それだと、あまりにも時間がもったいない気がして、「眠くならないゲーム」を考えました。

・目の前に広がる後頭部の中から、ハゲてる頭を見つけて、つないで星座をつくる。

これは、なかなか楽しい。
「ハゲタカ座」と名付けました。
いちばん輝いていた人を「北極星」と名付けて、休憩時間にトイレに行ってから自席に戻るときの道しるべにしたらどうだろう?
と考えたら、急に笑いのツボにスイッチが入ってしまって、ガマンするのに苦労しました。

次に考えたのが、これです。

・寝落ちしてそうな人で、タテヨコナナメのビンゴゲームをしてみる。

これも、いいですねー。
すぐ隣に二人座っていると、居眠りの伝染率が高いようです。前後とか、一個あけて隣りとかだと、影響が少ない。
「あの人が寝落ちしてくれたら、ビンゴなのになー」
と思っていると、寝落ちしてた人が起きちゃったりします。ダメー! 寝ててくんないと! そろわないから!

たまたまなんですが、ちょうど「アメちゃんコミュニケーション」の実験を始めた日でもありました。
大阪のオバチャンが、「はい、アメちゃん、あげよか?」と言って、誰彼ともなくアメちゃんを配る。
あるいは、黒柳徹子さんがタマネギ頭の中からアメちゃんを取り出して、相手にあげる。
このコミュニケーションは、大阪のオバチャンや黒柳徹子以外の人がやっても、同じように効果があるのか?
それを、僕が自分でやってみて、実験しようと思ったのです。

ポケットに飴玉を入れておいて、すっと「アメちゃん、あげよか?」と言ってアメを渡します。
知っている人に渡すタイミング。
知らない人に渡すタイミング。
なかなか緊張感があります。でも、これまでにイヤそうな顔をされたことはありません。

その日のPTA の大会では、知らない女性が隣の席に「空いてますか?」と座りました。
「どこかに同じ学校の方がいらっしゃるんじゃないですか?」
「ええ。遅れてきたものだから、はぐれてしまって」
「きっとすぐに見つかりますよ。……アメちゃん、あげよか?」
という流れで渡しました。

でも、断られるとつらいですよね。
「いえ、けっこうです」って言われたら、つらいだろうな。
以前、社員旅行の行きの飛行機で、後ろの席の上司に、
「すみません、席を少し倒してもいいですか?」
と声をかけたら、
「とんでもない! やめてください!」
と言われた人がいましたなぁ…。

あ、わかった!
「アメちゃん、あげよか?」
って質問しちゃダメだ。断られる場合もあるから。
「アメちゃん、あげるわ!」
と、断れない感じにしないと。
うーん、奥が深いぞ。

こんなこと、子どもにゃできないと思うんですよね。
よかった、大人で。

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2012.01.12

『妻の本音、夫のかんちがい』

帰省した際に見つけた小冊子です。
両親とも、誰にもらったのか、よくわかっていませんでした。
著者名の表記はなく、書籍コードもない、手作り、よりもちょっとお金をかけた、おそらく自費出版の本(冊子)です。
パラパラめくっていたら、わりと面白かったので、一部をご紹介しますね。
あ、「ほしい!」という方がいらっしゃっても、入手方法がわかりませんので、あしからず。

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『妻の本音、夫のかんちがい』より引用

男はロジック、女は感情で動いているといいますが、決定的な違いは、ロジックはロジックに強いけれど、ロジックは感情に、まるで歯が立たない、ということです。

同じ会社の、同じ50代のベテラン社員、男女に質問をしました。
「あなたの会社の問題点は、何ですか?」
男性社員は「プロジェクトの進行管理がうまくいかず、稼働率が悪いこと」と答えました。
女性社員は「食堂があるのに自分の席でトンカツ弁当を食べる人がいて、臭くて仕事にならない」と答えました。

少しでも家事に参加しようと、休日の朝から蕎麦を打ったり、一晩煮込んだ豚骨スープでラーメンを作ったり、カレーライスをつくるためにタマネギを三時間炒めたりする夫は多い。
しかし、そのとき妻が「お願いだから、もうやめて!」と心のなかで思っていることを知る夫は極めて少ない。

夫は妻に対して「オレが稼いで食わせてやっている」と考えがちだが、妻は夫に対して「仕事をやめたら、何にもできない人」と考えている。
どちらがより真実に近いかは、明白である。

夫が「自分へのごほうび」といって5万円のラジコンを買ってくると妻は怒るが、妻が「自分へのごほうび」として週に2回買っているケーキの値段を考えると、1年間では同じ金額になる。

働く主婦は、たまの飲み会でストレスを発散する。専業主婦は、PTAの集まりのおしゃべりでストレスを発散する。
つまみがエイヒレか、カントリーマームか、というだけで、実はそんなに違いはない。

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「言いえて妙」な感じですね。
タイトルがよくないなぁ。
商業出版したい編集者さん、います?

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2012.01.05

明けちゃいましたね

新年が明けてしまいました。
去年は、なんだったのかなぁ。もちろん、忘れてはいけないことが起きたことは絶対に忘れないけど、それ以外に何をしたのかなぁ。

去年のスローガンは「打破!」だったんです。

しかし、じゃあ何をしたのかと思えば、たいしたことはしてねぇなぁ。

今年、年があらたまって、さあ、今年は何をすればいいんだろう、と考えてみて、ちょっといま、答えがないんです。

一年が経てば、子は成長し、親は老いていきます。
んじゃ、静かに老いていくか……

んなわけが、ねーだろうがっ!
おとなしいジジイになんて、ならねーぞ!
バカばっかり言って、いつまでもスケベで、政治と、志のないバンドには辛口で、頑固でつっぱったジジイになるんだ、オレは。
死ぬときに残す言葉は、考えたんだ、前に。
そうか。オレ、いいこと言ってんじゃん!
「100歳まで生きてやる!」
今年のスローガンは、これだな。
あ、「禁煙しないで」っていう条件つけてもいいっすか? ダメっすか? マジっすか。

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2011.12.30

年末、帰省とスマホの事情

ううむ。
年末。いつにもまして、余裕のない年末でございます。

あのな、ドコモのスマートフォン使てる人、知ってた?(このへん、松嶋尚美さんテイストの東大阪市風関西弁でおねがいします)
年賀状出そうと思てな、スマホからパソコンに住所録を移そうとしてんやんか。
そしたらな、全然、パソコンが認識してくれないのよ。
買ったばっかの頃はな、一回できててん。
もう、何日も、あれやこれや、あれやこれややっててんけどな、あかんくてな。
今日、ドコモに電話してん、とうとう。
ほいでな、いろんなことがあってんけどな、結論からいうとな。
充電用のケーブルと、パソコン接続用のケーブルって、ちゃうねんて!
そんなん、スマホとパソコンがつながってたら、いけると思うやん?
あかんねん。
買ったときについてた、専用のケーブルやないと、接続できないねん。
ひっぱり出してきて、ケーブル替えたら、つながりよんねん。
それがな、今日の話や。もう12月29日やねん。
これから年賀状書こか、って、気付くの遅すぎるわ!

えっと、サムスンの、ギャラクシーというタイプの携帯です。みなさん、気をつけてください。

で、明日、というより本日から、島根の実家へ帰省します。うちの息子二人と、今回は姪っ子二人をつれて、5人旅です。
昨年の帰省は、大雪で列車に缶詰めになるという、なかなか経験できない大晦日をすごしました。
そんで、長男と同い年の、姪っ子の姉のほうから、携帯にはじめてメールをもらったんです。
「おじちゃん、こんにちは」
娘がいないもんだから、これだけのことがうれしくてうれしくて。
「うっわー、あの○○ちゃんからメール来たー!」
「おじちゃん、って呼ばれてる!」
子どもが男ばかりで、よかったのかもしれません。

僕は「iPod」というものを使わないので、長旅のおともに困ってたんです。老眼で、文庫本が車内で読めない。
しかも、下りの新幹線がめっちゃ混んでて、3組に分かれてバラバラの席。僕はひとりで喫煙席なんです。
でですね、この移動時間を有効に使おうと思い、旧いCDウォークマンを取り出しました。イヤホンを100円ショップで買ってきました。
聴こうと思って、なかなか聞けなかったCDを、まとめて聴いちゃおう、というわけです。
ダイソーで、CDのバッグも買ってきました。黒の水玉!
で、悩みに悩んで選んだCD10枚をご紹介して、今年最後のブログといたします。
みなさん、よいお年を。

買ったきり聴いていなかったCD、もう一度聴きなおしたいCD。
このへんを聴きながら、ちょいとリセットです。
あ、11枚ある!

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2011.12.18

「家政婦のミタ」で敬語を考える

水曜日22:00ドラマ「家政婦のミタ」、絶好調のようです。
第9話、10話は、最終回でもないのに15分拡大スペシャル。
12/21の最終回も、もちろん拡大枠。さらに21:00からは特別版放映と、実にあわただしい日テレ。
今年のドラマ視聴率、「JIN」の最終回をおさえて、一位になったそうです。すごい。確かに、周囲にも見てる人が多い。

どうしても比較されてしまうのが、某局の「南○物語」。ウワサでは、初回以降、毎週5%ずつ視聴率が下がっているとか。
それは極端としても、「お金をかけました」感満点。脇役もシブイし、ロケも大がかり。テーマ曲は中島○ゆきのオリジナルだし。
「家政婦のミタ」は、○島みゆきよりは安くつくってくれそうな、斉藤和義のテーマ曲だけど売れてるし。いい曲。
まあ、誰に聞いても同じ答えが返ってきますね。
「キ○タクでさえなければ、けっこうよさそうなのに」
おそるべし、キム○ク。

「家政婦のミタ」を観ていて、気になることがあります。敬語です。
三田さんは、「業務命令」を言いつかったとき、必ず、
「かしこまりました」ではなく、
「承知しました」
と答えます。

「ミタさん、二日酔いの薬、持ってませんか?」
と聞かれると、トレードマークのドクターバッグから出してくるのですが、そのときも必ず、
「ございます」ではなく、
「あります」
と答えます。

家政婦と、雇い主との関係だと、こういう言葉遣いになるんでしょうね。
雇い主の指示にしたがって動くけれども、けっして服従しているわけではない。
あくまでもビジネスライクな人間関係、というニュアンスが伝わる、敬語の選び方だと思うのです。
ドラマ上の設定とも関連するのですが、絶妙な敬語選びなのではないでしょうか。


最近、ちまたで、というかネット上で、違和感を感じる敬語があります。
しばらく前から、たまに見かけていたのですが、どうやら拡大傾向にあるような。
「○○されてください」
という表現です。

「知り合いが本を出版しましたので、ぜひ読まれてくださいね」
「来月、講演会をおこないます。よろしければ参加を検討されてください」

うーん、気持ち悪い。
しかし、わりとよく見かけるんですよね、特に最近。
「知り合いが本を出版しましたので、ぜひ読んでみてくださいね」
「来月、講演会をおこないます。よろしければ参加をご検討ください」
じゃないのかな?
過剰で間違った敬語の使い方だと思うのですが、どうでしょう?

「正しい敬語の使い方がわかる本とか、ないよね?」
「あります」
「あのさ、この敬語、やっぱり変だよね?」
「それは、あなたがお決めになることです」
「じゃ、書き直しといてくれる?」
「承知しました」


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2011.12.12

石見神楽を、初体験!

フェイスブックで情報を知り、島根県の伝統行事「石見神楽(いわみかぐら)」を、北千住へ観に行きました。
島根県は、東西に長い県です。
僕の出身地は、一番東、鳥取県との県境にある、安来市です。

石見神楽は、主に浜田市近辺でおこなわれるものなのですが、安来市と浜田市は、けっこう遠いんです。
Shimane

しかし、僕の父の実家は、浜田市の隣りの江津市。なので、僕の本籍も江津市のままです(もう、家もなにもない住所なんですが)。
祖母と父たち兄弟は、浜田市に住んだこともありました。

祖母が、石見神楽が大好きだったと聞いたことがあります。
僕が知っている祖母は、映画やテレビが大好き。毎日、お昼のワイドショーを観るおばあちゃんでした。桂小金治の「アフタヌーンショー」が定番でした。
ミーハー、だったんです。
これは断言できるけど、いまもし生きてたら、ぜったいに「韓流ドラマ」にはまってると思う。
なので、ぜひ一度、島根県が誇る伝統芸能、石見神楽は観てみたい、と思っていました。

2011年12月11日。北千住の「1010(せんじゅ)ホール」。石見神楽・東京公演。
出演:西村神楽社中、他。ゲスト:福岡ユタカとオタケビ神楽団。
プログラムは、こんな感じです。

・四神(よじん)
 四人での「舞」です。

・天神(てんじん)
 菅原道真の話。藤原時平が、道真によって討ち取られる筋。
 僕はてっきり、石見神楽は『古事記』を演じるんだとばかり思っていました。ちょっとびっくり。

・塵輪(じんりん)
 仲哀天皇(14代。200年ごろ)が、異国から来た大悪鬼を退治する話。
 すみません。この頃うとうとしていて、一緒にいった次男が「父さん、鬼、出たよ」と見どころで声をかけてくれたようなのですが、ほぼ記憶にありません。

・オタケビ神楽団(ゲスト出演)
 リーダーの福岡ユタカは、浜田市出身。お神楽についてよく勉強してるなぁ、と思いました。この人が、ホッピー神山らと組んでいたバンド「PINK」のライブ、当時大阪で観ました。たしか、近鉄劇場。

・天の岩戸(あまのいわと)
 これは有名なお話ですね。天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天の岩戸にお隠れになって世の中が闇に包まれたとき、八百万の神々が力をあわせて岩戸を開けるお話。

・恵比寿(えびす)
 美保神社(松江市にある)に祭られる、漁業・商業の神、「えべっさん」です。
 ユーモラスな動きに、目が覚めました。投げてくれたアメを、僕も次男もキャッチしたので、大満足。

・大蛇(おろち)
 須佐之男命(すさのおのみこと)が、出雲の国で暴れる「八岐の大蛇(やまたのおろち)」を退治し、稲田姫と結ばれるお話。
 巨大な大蛇が、舞台を覆い尽くすさまは、まさに迫力満点! ザッツ・エンターテインメント!

ちょっと意外だったのは、出雲地方の話が多かったこと。
なぜに地元の出雲地方ではなく、離れた石見地方で、このお神楽ができたんだろう?
要するに、みんながよく知っていて、ウケるネタを、手っ取り早く身近で演じて楽しんでたんでしょうね。

なにせ、室町時代からあるらしいから、まさに伝統。
とはいえ、実態は、大衆芸能に近いものだったんでしょう。
現地では、夜通しお神楽が続くのだそうです。それを、酒を飲んだり、横になったりしながら、気楽に観る。いいところでは観客が、「よおもおた!(よく舞った!)」と声をかけるのだそうです。

なるほど、石見神楽。
おばあちゃんが夢中になるのも、よくわかる気がしました。

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