「県庁の星」
昨日・今日で読み終えた本の感想文です。
この本は、松山真之助さんのメルマガ「Webook of the Day」の10/7号で取り上げられていて、面白そうなので買いました。
以下、松山真之助さんの書評を引用・紹介します。
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「県庁さん」と呼ばれる主人公、野村聡、31歳。Y県の県庁産業局産業振興課主任という役回りだ。その聡くんが、Y県始まって以来の民間交流人事に抜擢される。行き先はとあるド田舎のスーパー。
パートのおばさん二宮の下で、現場というものの厳しい現実を知ることになる。
マニュアルはないんですか? え、研修は? 組織図はあるんですか? と右往左往しながらも、現場の波にもまれ汗にまみれてちょっぴり成長するストーリー。パートの二宮がいい味を出している。
1年間はじっとガマンの研修だ・・と思っていた聡だが、最後は売り場にA、Bチームを作って、売上アップの競争をして「やる気」の面白さに気付く。
1年の研修を終えて県庁に戻った野村は「お前、変わったな」といううれしい賞賛をもらうことになる。
「決まったことをきまったようにしかやらない」仕事の仕方はお役所仕事と揶揄される。そこから、もっと面白く仕事をする「わくわく仕事」に脱皮する楽しさが読み取れたらいいねー。
アマゾン書評には「ちょっと読みづらい」などのコメントがあるが、若干のよみずらさを横において、楽しんで読んでみたい。
(「Webook of the Day」10/7号より)
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「県庁さん」がだんだん変わっていく過程も、さらに本部からリストラ通告されているスーパーが変わっていく過程も面白いですが、やはり僕も松山さんと同様に気になるのが、準主役「裏店長のパートのおばさん」二宮さんですね~。
僕がこの小説をドラマ化するとしたら、主役は「二宮さん」にするなあ。
僕がメーカー営業マン時代に心がけていたことのひとつに、小売店のパートのおばさんにもちゃんと挨拶すること、がありました。
仕事の話、注文取りは社員さんや店長さんとしかできませんが、実はパートのおばさんが裏店長であることって、じっつに多いです。
社員は本部からの辞令でどんどんお店を移っていきますが、地元のパートのおばさんはずっとその店にいます。赴任したての店長より、パートのおばさんのほうが店のことをよく知っていたりするのです。
裏店長に「バツ」を出されると仕事がやりにくくなります。
裏店長に「マル」をもらえると、「今度来た新しい店長はこういうタイプよ」とか、「今月は売上厳しくて店長機嫌悪いから多分今日は発注出ないよ」とか教えてくれます。
初めてのお店ではもちろんそんなことわかりませんから、とにかくレジにいる人から誰から、みんなにきちんと挨拶する。裏店長が「パートのおばさん」じゃなくて「バイトのケバいおねえちゃん」だったりもするのです。
さて、この本は「役人体質」がストーリーの中心テーマになっていますが、実は今日、郵便局の窓口でケンカをしてきたばかりなのでした。「民営化されたら、絶対こんなこと許されないんだからナ!」と吐き捨ててしまいました。しかも息子の前で。ゴメンナサイ。反省してます。でもなー…。
僕の母親が公務員だったことへの潜在的な反発なのか、しょっちゅう公務員の方とケンカしています。大人気ないです。でもなー…。
「お前、一回民間に研修に行って来い、一年くらい!」と次のケンカでは言ってしまいそうな、そんな小説でした。
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