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2006年7月

2006.07.27

ROCKならも


中島らも ロッキンフォーエヴァー
DVD+詩集

買ったままほったらかしにしてあったのを、昨夜見ました。
歌詞集とライブDVDのセットボックスです。

もともとロックに関する記述も多く、バンドもやっていたことは知っていましたが、歌ってるのを見るのは初めてです。CDは通販で買っていたんですが。
バンドも歌も、決して「うまい」わけじゃない。しかしとにかく歌詞がいいんですね。
やはり「言霊」を持ってる人だな、と再認識しました。

(ところで最近、人気はあるんだけど「言霊」を感じさせてくれない作家が多い気がしますね。いかんよ。)

本上まなみに捧げた「HONJO」。「ときどきどきどきするんだよ」
本DVDでも歌詞を消されちゃった「いいんだぜ」。すごいラブソング。名曲だと思います。

椅子に座ったまま口元しか動かさず、時折白目を剥いて歌う中島らも。
アル中かラリってるとしか見えないんですが、とにかく言葉に迫力があります。
激しい日本語でやさしい歌。
ヤバい日本語であたたかい歌。
なかなかこんな歌を歌う人はいません。死後行われた追悼ライブにはそうそうたるロッカーが集まったようですが、よくわかる気がします。山口冨士夫、町田康なんか、ぴたっとはまりますね。
あこがれちゃうなぁ。いつかこういう「言霊」のある歌を作りたいなぁ。

ROCKな、らも。ぜひ体験してみてください。

過去のCDもアマゾンで買えるようになりました。


最新CD。


1st CD。


2nd CD。


ロックならも本なら、これ。


僕が一番好きなエッセイ集。山口冨士夫との出会いも。

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2006.07.21

夏休みだ……

本日より二人の子ども達、小学校が夏休みに入りました。
うーん、給食ってこんなにありがたいものだったのか……。

一年生の次男は昨夜からはしゃいでいます。やっぱり幼稚園とでは夏休みの感慨が違うみたいですね。「宿題がある」っていうのが小学生っぽくて嬉しいみたい。
五年生の長男は逆に宿題がうっとうしくてしょうがない。漢字ドリルの量の多さに、ブチブチ文句を言っています。
今朝、朝食後に二人の宿題を整理しました。国語・算数のドリルは毎日。その他に、作文・絵・鍵盤ハーモニカの練習など、夏休み中にやることを確認しました。

自分が子どもの頃の夏休みってどんなだったかなぁ?
ラジオ体操があって、「夏休みの友」っていう宿題があって、毎年の剣道クラブのキャンプがあって。
あと僕は朝夕釣りをしてましたね。実家のまえに用水路みたいな小さな川があって(今、豪雨であふれてるみたいですが)、鮒が釣れました。
三軒隣りの大学生のお兄ちゃんが帰省してきて一緒に釣ったとき、僕には鮒しか釣れないのに、バンバン鯉のでかいのを釣るんです、隣りで。
仕掛けを真似してみたり、餌をわけてもらったりするんだけど、なかなか同じようには釣れなくて。毎年、研究と工夫を重ね、六年生の時についにでかい鯉を釣り上げたときはうれしかったなぁ。通りがかりのオヤジたちがギャラリーに集まってきちゃって、拍手をもらいました。ラジオ体操に行く前だから、毎朝五時とか四時とかから釣りしてましたね。
でもその大物を釣り上げたら緊張が切れちゃって、ぱったり釣りをしなくなりました。

中学生の夏休みはたいがい実家の二階の風通しのいい廊下に寝転がってラジオを聴いてました。おっと思う曲がかかると録音して。
「KISS」にやられるまでは、カーペンターズ、ベイシティローラーズ、オリビアニュートンジョン、ビートルズ、スージークアトロとかを聴いてましたね。それと日本のフォークソング。かぐや姫、風、吉田拓郎、イルカ、NSP、グレープ。ユーミンもこの頃聴いてたな。釣竿からギターへ、関心はうつっていきました。

タバコを吸うようになったのは高校二年生の夏休みでしたね。友達と喫茶店めぐりをして、高校生がタバコ吸っても怒られない店をさがして通いました。
一度松江でみつけた僕の隠れ家に友人を連れて行ったところ、彼は「喫茶店」というものに入ったことがなく、メニューを上から下までながめて「カレーライスとかはないかや?」と言って僕をずっこけさせました。アイスコーヒーが300円くらいするのにびっくりしてました。「缶ジュースのほうが安くていいがな!」

今年は帰省もします。子ども達にはもりだくさんの夏休み。
僕の宿題は、8/5のライブと、あともうひとつ(内緒)。
さあ、夏休みだ……。

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2006.07.14

「君が僕を知ってる」

忌野清志郎、喉頭ガンのために長期入院だそうです。
official website 地味変
(↑自筆のメッセージがぐっときます)
夏のフェス、野音は全部キャンセル。場所がノドだけに心配です。ここは治療に専念してもらって、また新しい歌、懐かしい歌を聴かせてほしいです。

清志郎の歌をはじめて聴いたのは、多分高校生の頃、地元のAMラジオの番組で「ラプソディ」から何曲か流れた時だったと思います。「雨上がりの夜空に」でやられました。へぇ~、こんなバンドが出てきたんだ、と思いました。もっとずっと昔から活動してるんですけどね。
高校三年生の時(?)、当時の最新アルバム「BLUE」を買いました。「ロックンロールショー」「Johny Blue」「あの娘のレター」が好きでした。そして「いけないルージュマジック」……。

大学生になって、武道館ライブのカセットを買いました。収録時間の問題なのかLPはなくてカセットテープだけの発売だったヤツ。やっぱりRCサクセションはライブ盤が圧倒的によかったですね。
はじめてライブを見たのは、多分大阪南港の夏のフェスだったと思います。昼間からいろんなバンドが出演して、大トリがRCだったヤツ。それから大阪・東京と、RCのコンサートにはずいぶん通いました。

清志郎の歌声はなんであんなに日本語が伝わってくるんだろう? ライブで歌詞が「聴こえる」歌い手としてはやはりナンバーワンだと思います。
「君が僕を知ってる」「いいことばかりはありゃしない」「Oh! Baby」「トランジスタ・ラジオ」「スローバラード」「2時間35分」……、思いつくだけあげても、いろんな匂いを思い出します。日比谷野音のヤキソバの匂い、大阪厚生年金会館からの帰り道の地下鉄の匂い、共同トイレの高円寺のアパートの匂い……。

RC活動停止後もずっと追っかけてました。タイマーズの「夜のヒットスタジオ」事件も見ていました。一緒に出てた憂歌団のメンバーがひな壇で大喜びしてました。
実はその直後にFM東京に面接に行ったんだよねー。好きなアーチストを聞かれて「RCサクセションです」って答えたら、「タイマーズの今回の事件をどう思うか」って聞かれて、迷わず「カッコよかったです」って答えちゃいました。面接官が苦虫をかみつぶしたような顔をしていたのを覚えています。

清志郎について書いてたらキリがないなー。
時間がかかってもいいから、元気になってください。
待ってますから。


ラプソディー ネイキッド / RC SUCCESSION
DVD付きの大作です。

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2006.07.11

手首が痛い!(2)

右手親指の付け根の腱鞘炎は、その後もなかなかよくなりません。整形外科でもらった湿布、接骨院ですすめられたストレッチ・・・・・・あんまり効いてる感じがしないんですよねぇ。
さっきも子どもが家の中でピンポン球で遊んでいたのを拾って投げたら、そのままうずくまりました。痛ぁーい!

その日その日で痛みも違う感じ。ズーンと痛い日、ピリピリ痛い日。
直接痛いところを曲げたりぶつけたりすると、ズドーンと痛い。

先週、がまんできなくて整形外科に行って、注射を打ってもらいました。ステロイド剤。
患部周辺にヨードチンキを真っ赤に塗られて、親指付け根へ太目の針をブスッ。血管に入れる注射じゃないので痛い。
「こりゃ硬いなー」って、硬いから来てるんです! 一本打ってもらって920円也。

僕がかかったお医者さんは、ステロイド剤注射は一ヶ月以上間隔を空けて3回まで、と言ってました。
注射には麻酔も混ざっているようで、その日一日はなんか楽でした。が、翌日にはほとんど元に戻ってました。

ネットで腱鞘炎について調べてみました。結局手術したほうが早いのかもしれません。一週間から十日で抜糸。
でもなあ、今は家事があるのでちょっと困る。利き手だし。ライブもあるし。

月一回の注射あと二回打って、だめならスポーツ治療に強い鍼灸の先生に相談してみようかと思います。高いけどね。
湿布がすぐはがれるので、100円ショップで手首用の包帯ネットを買ってきました。こりゃ便利。おすすめです。
でもいまどき100円ショップってヤツは、ホントになんでもありますね。

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2006.07.04

ロッド・スチュワート「明日へのキック・オフ」


Foot Loose & Fancy Free
Rod Stewart

すっかり1977年話で盛り上がっていますが、当時の印象深いアルバムを一枚。どうしても取り上げておきたい一枚。
あの頃、隣り町のレコード屋へ行ってはあれこれ見てまわり、結局決め手に欠いて何も買わずに帰って、でも満足、みたいなことをよくやっていました。
キッスやエアロスミス、クィーン、ディープ・パープル、などはダビングしたテープが手元にあったのですが、やっぱり自分のLPも欲しいですよね。

洋楽のアルバムで最初に買ったのは多分、ジェフ・ベックの「ワイアード」です。
高校生の姉に、ロックの洋楽LPでおすすめは何か、と詳しい友人に聞いてきてもらったところ「ワイアード」をすすめられたのでした。
ジェフ・ベック・グループからBBA、「ブロウ・バイ・ブロウ(邦題「ギター殺人者の凱旋」!)までをNHKのFMで特集したのを録音したテープをよく聴いていました。
「ブロウ・バイ・ブロウ」の中の「セロニアス」という曲で、三分近く同じ演奏を変拍子で繰り返すパートがあって「スゴイ!」と思っていたのですが、後に「針トビ」だったことが判明してがっかりしました。

でもやっぱり「歌モノ」が欲しかった。クリーム、ジミヘン、ツェッペリン……。
ある日、お年玉か何かで、急にLP一枚分のお金がポンと手に入りました。欲しいレコードはたくさんありましたが、ここは一つ「予備知識なしで知らないLPを買ってみよう」と思ったのでした。
手元にあった「ミュージックライフ」には、名前だけ知ってて聴いたことのないバンドがたくさん紹介されていました。そこで、ディスクレビューで一位のアルバムを買ってみよう! と思ったのです。それが当時新譜の、ロッド・スチュアートのこのアルバムでした。
同点一位があって、たしかELO(エレクトリック・ライト・オーケストラ)だったと思います。穴のあくほどレビューを読み返して、ロッドに決め、買いに行きました。
「セイリング」と「アイム・セクシー」の中間に出たアルバムです。

1.Hot Legs
2.You're Insane
3.You're in My Heart (The Final Acclaim)
4.Born Loose
5.You Keep Me Hangin' On
6.(If Loving You Is Wrong) I Don't Want to Be Right
7.You Got a Nerve
8.I Was Only Joking

一曲目の「Hot Legs」は軽快なロックンロールです。姉のガットギターを、コードブックを見ながら弾いていた(かぐや姫とかグレープとかね)僕には、まるでお手上げなギターサウンドでした。8ビートのザクザクしたリズムギター、サビの終わりのリフがどうしても弾けませんでした。何かが根本から違う、と感じました。
このアルバムには結構アコースティックギターもフューチャーされているので、「You're in My Heart」「I Was Only Joking」などのアコギのソロを練習したりしていました。

今手元にあるのは、リマスターの輸入盤CD。「セイリング」で大西洋を渡り、スーパースターの階段に足を踏み入れたはずのロッドの、呆然とした表情がアップです。裏ジャケットには、黒い犬と一緒にポケットにビール(?)を突っ込んで山道を歩くロッドが写っています。Rod

ラストの「I Was Only Joking」の歌詞は、ロッド自身の姿を自省的に歌った歌です。これを歌わないと「アイム・セクシー」に行けなかったんじゃないか、そのためのアルバムなんじゃないかと思います。
ロッドって、見かけのイメージとは裏腹にすごくナイーブで正直な人なんだろうなー、少なくともこの歌を歌う時だけはそうなんだろう、と思います。

ドラムはカーマイン・アピス。シュープリームスの「You Keep Me Hangin' On」は、今聴くと滑稽なくらいドラマチックなアレンジです。
今でも時々引っ張り出す、1977年当時の思い出のアルバム。
ところで原題の「Foot Loose & Fancy Free」ってどういう意味? 英語ができる人、教えて。

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