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2007.11.22

子どもの布団を直す

すっかり寒くなりました。先週、船橋で拾った風邪が抜けきらず、まだ鼻をグズグズさせています。

毎晩、寝る前に、先に寝ている子ども達の布団を直してやります。
長男は布団を抱えて寝るので、時々背中が出ています。
次男は、布団蹴飛ばし派。
「あーあー」とつぶやきながら布団をちゃんとかけてやるとき、気がつくと微笑んでいます。これって、親にとっても幸せな行為のひとつなのではないでしょうか。

さすがに寒いらしくて、この季節、ヤツらはあまり移動はしませんが、特に次男はよく転がります。
よっこいしょ、と抱き上げて枕の位置に戻すとき、寝たまま実に不愉快そうな顔をするのが面白い。一番落ち着く姿勢とポジションになっていたんでしょうね。

長男は産まれてくるときに事故があり、即集中治療室に入りました。酸素が十分に脳に届いていなかったらしく、脳波に異常がありました。
産まれて一週間は、会社を早退して、妻の病院と長男の病院の間を毎日バスで通い、クーラーボックスに入れた冷凍母乳を届けました。
「将来、障害が出るかもしれません」とお医者さんに言われたときも、不思議と動揺はしませんでした。
保育器の中で、体中にチューブや点滴を張り巡らせ、鼻からミルクを飲んでいる長男は、作り物みたいな小さな指で、僕の指を握ってくれました。何日目かには、あやす僕を見て、確かに笑いました。
生きていてくれさえすればその他のことはどうでもいい、と思いました。

次男が産まれたのは昼間だったので、病院から自転車をとばして保育園へ長男を迎えに行き、花屋さんで妻へのバラの花束と、赤ちゃんへのバラ一輪を分けて作ってもらいました。長男は弟との初対面のときに花を一本持って行ったことを、今でも覚えているそうです。

眠っている子ども達の顔には、産まれてきた赤ん坊のときの面影が残っています。
三つ並べた布団のはじっこにもぐりこんで、小さな声で「おやすみ」と言って読書スタンドの灯りを消すとき、僕はなにか満たされた気持ちになることができるのです。
「今日も一日、こいつら元気だったな」と思うと、安心するのです。

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コメント

長男くん、そうだったんですか。うちの長女も近い状況でした。

子どもが産まれた時って、ポワ~ンってなって、居合わせた人たち全員、ウットリとなって、不思議な時間が流れますよね。こんなヤサグレタ女でも「神様が祝福してくれているんだ」と感じました。
それがど~したことか?現在は毎日毎日、叱り飛ばしてばかり(笑)あんまり腹は立った時には、産まれてきた日のことを思い出すようにしています。

投稿: c.mama | 2007.11.23 14:04

おー、モーレツママですね。
前にも書きましたが、こういう話を聞くと、自分で子どもを産んでみたくなるんですよね。
自分のお腹から出てきた子どもに、自分はどんな感情を持つんだろう?
興味津々です。

投稿: まろ | 2007.11.23 16:18

う~~ん、
私の場合は娘の肩と首にへその緒が巻いていて
促進剤を点滴しても全然生まれなくて
男の先生がまたがってお腹をギューギュー押して死ぬほど苦しかったですよ。
「殺して~~!!」って叫んだらしい(本人覚えてないけど)

それでも産んでみたいですか?(笑)

だけど、ここに書いてあるまろさんの
気持ちは全部同感です。

どんなに大きくなっても眠ってるときの顔は
赤ちゃんの面影が残ってるんですよね。
私の指を握ってくれたあの小さな手で
今はテレビのリモコン握り締めて寝ています。

夜中に目覚めて、そーっと娘の部屋に入り
テレビと照明とエアコンのスイッチを切ることが多いこの頃です。
「電気代高いのよ!!」と思いながら・・・

投稿: 小径 | 2007.11.23 20:22

うーん、なるほど、大変そうですね。でも、一度産んでみないと、そういう話にも実感がわかないですもんね。
やっぱり産んでみたいです。

投稿: まろ | 2007.11.25 12:53

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