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2008.08.02

長男、はじめてのアルバイトは小学校3年生のときでした

長男が中学生になり、なにかと物入りです。
今夜も、江戸川花火大会に誘われたので、臨時おこずかいを渡しました。女子チームと合流して、仲良くなっちゃったりしちゃったりしてほしいものですが、シャイだからなぁ。

「おこずかいくらいは、自分で稼いでくんないかなー」と思う、今日この頃。まあ、しかし中学生じゃ、難しいでしょうね。
高校生になったら、バイトしてくれよー。

そんな長男、はじめてのアルバイトは、小学校3年生のクリスマスでした。
僕の仕事で、三省堂書店神田本店(今は神保町本店っていうのね)のブックフェアがあり、閉店後の夜8時から搬入作業がありました。
当時彼は不登校中で、家でくすぶっていたので連れ出しました。ちょうど土曜日の夜だったんだな。
せっかく不登校やってるので、その間に大人が仕事をしているところを見せたいな、と思ったのでした。

二人で御茶ノ水でとんこつラーメンを食べ、閉店間際の本屋さんへ行きました。大人に混じって、本の仕分けや、段ボール箱の片づけを手伝わせました。
「動いていないエスカレーター」というものを初めて見て、喜んで何度も昇り降りしていました。

そしたら帰り際に、三省堂のお姉さんが、長男に「おつかれさま」って言って、クリスマスラッピングをした絵本をくれたんです。
「おまえ、これって、初めての給料じゃん! すげー。よかったなー!」
本人は、いまいち実感がわかなかったようですが、あの絵本が、彼の労働に対する初めての対価でした。

帰りは22時を過ぎ、さすがに彼は疲れていましたが、ラッピングした絵本を抱えての帰り道の光景を、僕はよく覚えています。

あのときの三省堂書店のお姉さん、ありがとうね。きっと自腹切ってくれたんだよね。
でも、長男はあの日「働く」っていうことを、ほんの少しわかったことだと思います。やさしい本屋さんのこと、きっと忘れないと思います。ありがとう。

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コメント

素晴らしい店員さんに出会えたね!!
長男君の宝物になってるよ!!きっと!!

投稿: いさお | 2008.08.03 00:21

嬉しかったねー。
世の中、捨てたもんじゃないだろ? と思いました。

でもまさか、忘れちゃいないだろうな、あいつ?

投稿: まろ | 2008.08.03 01:02

そうやって少しづつ思いやりのある人になって行くんですね。
いつか今度は彼が誰かの心に何かを残すようになるのでしょう。

投稿: haco | 2008.08.03 09:22

思いやりのある人に接すること、いつかそれをありがたいことだったと感じること。
そんなことの積み重ねかもしれないですね。

だます人になるくらいなら、だまされる人になりなさい。
そんなメッセージは伝わっているような気がしますが。

投稿: まろ | 2008.08.03 13:51

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