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2008.11.08

有山じゅんじと上田正樹『ぼちぼちいこか'08』フューチャリングくいだおれ太郎

僕の大事なアルバム、1975年録音の『ぼちぼちいこか』 の新録音盤です。
「有山淳司は33年間の間に「有山じゅんじ」に変わっています。
アルバムのクレジットも「上田正樹と有山淳司」だったのが、「有山じゅんじと上田正樹」と名前が逆になっています。

ライナーノーツによると、1950年以来、大阪名物として雨の日も風の日も太鼓を叩き続けた「くいだおれ太郎」の、2008年7月のお役目終了の日、「くいだおれ」は有山・上田をゲストに迎えたいと熱望していたそうです。
ちょうど下北沢でリユニオン活動をしていた二人は、太郎の最終日に「くいだおれ」でシークレット・ライブを行ったそうです。

確かに「くいだおれ太郎」と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは『ぼちぼちいこか』のジャケットだったもんなー。

曲目は、
1. 俺の借金全部でなんぼや
2. 梅田からナンバまで
3. あこがれの北新地
4. 買い物にでもいきまへんか
5. なつかしの道頓堀
6. ぼちぼちいこか(新曲)
6曲入りの20分ほどのミニアルバムです。前半5曲は、前作収録曲です。

聞き比べると上田正樹の声も少し変わっていますが、有山じゅんじの声が、その後も歌い続けていたこともあって、伸びがあります。
33年前のバージョンより、ハーモニーが美しいと感じました。

ゲストコーラスに金子マリが参加しているのも嬉しいです。今、結構ライブやったり、新しいアルバムを出したりしてるんですよね、金子マリ。聴いてみたいなー。

しかし、70年代から歌い続けて、今も現役の歌い手って、やっぱり衰えていないですね。最近、そう思う歌手が何人かいました。
大貫妙子、伊勢正三、太田裕美……。
決して派手な活動をしているわけではないのですが、ずっと歌い続けることで、テクニックではない「味」が出てくるんですね。
ちなみに、ちょっとツラい人もいますからね。名前を出しちゃ悪いけど、NOKKOはちょっと厳しかったな。

僕は10年間歌わなかったのですが、気がついたことがあります。
「あ、オレ、音痴になってる!」
音痴というのは、頭の中で鳴っている音を声に出したときに違っていること。声域が極端に狭くなったみたいで、歌えるキーが限られています。

部屋でボソボソ歌うのと、ライブで「ワーッ」と歌うときとでは出せる音が違うので、昔歌っていた曲も、ライブ用に調整しなければなりません。
歌い続けるって、大変だけど、大事なことなんですねー。

で、『ぼちぼちいこか』。1975年の録音も、2008年の録音も、それぞれに味があって、僕は両方好きですね。
興味のある人は、聴き比べてみてはいかがでしょう?

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