« 2009年9月 | トップページ | 2009年11月 »

2009年10月

2009.10.30

『狼煙(のろし)』 by HARRY

HARRY(ex.Street Sliders)のニューアルバム『狼煙(のろし)』が届きました。
このところ、アルバム『GATEWAY』以降、ライブでもスライダーズナンバーを中心に歌っていたのですが、ついに20曲全部オリジナル新曲、2枚組のアルバムです。
「来たなっ!」って感じです。

DISC 1
01.野晒れArgus
02.おけら人間もどき
03.万引き小僧
04.サイレンノイローゼ
05.狼煙
06.無頼白痴
07.Fool's Gold Rush
08.足折れ案山子
09.皇帝Hallelujah
10.徒花

DISC 2
01.15%の生き地獄
02.生玉
03.天邪鬼
04.スラムへ行くより手っ取り早い
05.24 Hours
06.空蝉
07.Fuckin' 月曜日
08.鬼カマス(*魚偏に予)に天狗風
09.Old Black Man
10.三白眼の油売り

全編、ハリーのギターとボーカル、プラス・ドラムス。それだけ。
ソロ作品が続いたので、2ピース編成もあんまり違和感がないように思います。

しかし、ぶっとぶのは、今回の歌詞です。
タイトルだけ見てもおわかりのように、今までになかった日本語の使い方です。
タイトル曲の『狼煙(のろし)』だけをとっても、
「振り出しに戻って 俄坊主と一杯」
「トンビが輪を描きゃ 始まるぜ 以心伝心」
「とばして来てくれ 壊死した足に」
「夜叉のツラ見て 嗅ぎ分けてよ」
と、これまでになかった表現が、20曲にわたって使われています。

いったい、HARRYに何が起きたんでしょう?

でも、すっごい好きです。このアルバム。
ぜひインタビューを読んでみたいですね。

CD SHOPでの販売はないようです。購入は、以下のサイトから。
ハリー・オフィシャルサイト Harry Station  

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.10.28

星一徹の職業は何か?

有名な、マンガ・アニメの『巨人の星』。
主人公の星飛雄馬は、父・一徹が選んできた高校を受験します。その名も「青雲高校」。学費が高く、お金持ちの子ばかりが集まるこの高校の、入学面接のシーン。飛雄馬の学ランには、姉・明子によるツギアテが(あったような気がする)。

伴宙太の父親をはじめとする面接官たちに、「お父さんの職業は何か?」と聞かれた飛雄馬は、「○○○○○(漢字かな混じりで5文字、ひらがな7文字)です」と答えるのです。
騒然とする面接官を前に飛雄馬は、「何度でも言ってやる! オレの父ちゃんは日本一の○○○○○(漢字かな混じりで5文字、ひらがな7文字)です!」と連呼するのです。

で、この「○○○○○(漢字かな混じりで5文字、ひらがな7文字)」という職業名なのですが、アニメの何回目かの再放送以降、「ブブブブブブブ」と、音声が消されることになるのです。
しかし、放送コードというものを知らない飛雄馬は、「ブブブブブブブ!」と連呼することになるわけです。

さて、「○○○○○(漢字かな混じりで5文字、ひらがな7文字)」にあてはまるのは、何という職業でしょう? 正解は、CM(オロナミンCね)のあとで!

……ということを思い出したのは、今日、長男の先輩の中学3年生たちが我が家に集まっていたからです。バンドをやろうとしているやつらです
「お前ら、バンドやりながら、ちゃんと志望校に入れよ! そうでないと、来年からやりにくくなるんだからな!」
「ハイッ!」つってましたよ。かわいい。

僕は周辺の高校事情を何も知りません。塾に行かせる余裕なんてないので、
「学校の授業を真面目に聞いてれば受かる範囲で、やりたいことがやれる学校に行けよ」
と言っています。
長男が思い描く高校ライフは、バイトとバンド。ま、いいんじゃない?

が、思い出したのが、星一徹のエピソード。息子のために、働きずくめだったんだよなあ。
僕はこのままでいいのでしょうか?

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009.10.26

大谷由里子さん、出版記念講演会

今日はずっと雨でした。仕事の締め切りが迫っており、かなりテンパっていたのですが、こんな日に限って、お米がなくなりました。
雨の日に、重い買い物をすると、気持ちがくさくさします。

午後になって、子ども達が順々に帰ってきました。
小学校も中学校も、インフルエンザで学級閉鎖が続々。幸い、うちのクラスはどちらもまだなのですが、いつ来てもおかしくない様子です。中学校は今週、部活も中止だそうです。

さて、そんなバタバタした雨の月曜日。大谷由里子さんの講演会に行ってきました。
なんと、4点同時に書籍刊行! すげー。
会場は満席。大谷さんらしい、ハッピーな講演会でした。出版、おめでとうございます!


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.10.24

2009年10月期、22:00ドラマスタート!

さあ、今期も始りました、「22:00ドラマ」ウォッチング。

月曜日は相変わらず、テレビ東京系の「カンブリア宮殿」。
エンディングが、村上龍の文章に変わりました。ま、作家ですから、面白いことを書きます。
でも、僕は今のところ、以前の小池栄子との雑談のほうがよかったな。本音が聞けて。文章だと、かしこまっちゃって。

火曜日は、フジテレビ系「リアル・クローズ」。これ、以前に一回だけスペシャルでやったんですよね。観ました。
原作は、槇村さとるのマンガです。香里奈と黒木瞳。うーん、役者の格が違いますね~、当然ですけど。
注目は、IMALU なんでしょうね。正直、キツイんですが、血筋は文句なしなんですから、これからがんばってください。
加藤夏季を、ちょっと見直しました。

水曜日は、日本テレビ系「ギネ」。
産婦人科が舞台の医療ものなんですが、上地雄輔、驚きました。なかなかいいじゃん! 以前「貧乏男子」に出てたときは、出番少なかったのにねー。がんばったんだねー。
藤原紀香が怖いです。松下由樹はこの時間帯の常連。安定感があります。
当初、八嶋智人がどんな役なのか、いまいち分からなかったのですが、だんだん見えてきました~。

木曜日、フジテレビ系「不毛地帯」。
ごめんなさい、初回スペシャル第一話は見逃しました。だって、21:00からなんだもん。
「開局50周年記念ドラマ」なんですが、ずーっと記念してない?
で、第二回の放送も、ビデオに撮ったまま、まだ観ていません。ので、ノーコメント。2クール連続なんですね。定点観測を始めてから、初めての事態です。
しかし、山崎豊子がきてますね~。「沈まぬ太陽」も映画化されて、原作本が売れているようです。

そして、金曜日。TBS系「おひとりさま」。
これはもう、観月ありさがすべてですね。彼女が主演すると、どんなドラマも「観月ありさのドラマ」になります。将来は2時間ドラマの主人公、できるんじゃないかなぁ。
松下奈緒の表情が冴えないような気がして、ちょっと心配。NHKの朝ドラもあるから、忙しいんですかね。
真矢みきはいいですね。あの声がいい。宝塚では苦労して主役まで登りつめたそうですが、男役で鍛えたあの声は、すごく魅力的だと思います。

というわけで、今期の22:00ドラマ、出揃いました。途中で辛くなっても、全部観るからねー。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009.10.22

「有り難い」ことが「有り得ている」こと

小4の次男は、いわゆる「愛されキャラ」です。
クラスの女の子達にモテているかどうかはわかりませんが、同級生の男の子達、そのお母さん達、そして中学生達にも、とても可愛がられるのです。

なんか不思議なところがある子だなぁ、と思っていたのですが、最近、ひとつ発見をしました。
彼はふつうに「ありがとう」を言う。
「ありがとう」を自然に、たくさん口にしている。
これは「愛されキャラ」のひとつの理由かもしれません。

食事のとき、醤油を取ってやる。「ありがとう」
ノートを買ってきておいてやる。「ありがとう!」
夜中に布団を直してやる。寝ぼけたままで「ありがとう…」

奈良の薬師寺で、「ありがとう」についてお話を伺いました。

---------
「ありがとう」は「有り難い」という意味です。
あなたの先祖の人数は、親が2人、おじいさんとおばあさんが4人。その前の先祖が8人。これを25代さかのぼると、「3千3百5十5万4千4百3十2人」のご先祖様がいることになります。その中の一人でも欠けていたら、今のあなたは存在しません。ものすごい確率です。まさに「有り難い」ことが「有り得ている」のです。そのことに、感謝しましょう。
---------

特にしつけたわけでもないのに、自然な「ありがとう」を身につけた次男。
彼の「ありがとう」には打算がありません。だから、相手に伝わるのでしょう。

負うた子に教えられ。僕も見習わなきゃ。
もっとも、反抗期になったら、どうなってるかわかりませんけどね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009.10.20

江戸家小猫、猫八襲名

前の前の会社では、動物とか鳥とかの本を売っていました。
編集部には、筋金入りの「虫屋」「鳥屋」「植物屋」といった猛者がゴロゴロしていました。

ある朝、会社に向かっていると、向こうから編集の人が駅に向かってきます。
「今連絡があって、印旛沼に○○っていう鳥が来てるらしいんだよ! 見に行ってくる!」
バードウオッチャーってヤツは……。

社員旅行がまたステキでした。長野あたりの山の中の宿だったのですが、山道歩くと、進まない進まない。
「あ、○○の花が咲いていますよ!」
まあ、いいでしょう。
「これは、何かの虫のフンでしょうねぇ」
で、そのフンらしきものをしげしげ観察した挙句、口に含んじゃうんだから。「葉っぱの味がしますね」だって。見て、触って、嗅いで、味わうのは基本なのだそうです。
ネイチャリストってヤツは……。

社員旅行の二日目。信濃川(たぶん)の土手を、みんなで自転車(レンタル)で走っていたのでした。川幅は200mくらいでしょうか。
「あ、あそこにヨシキリ(鳥)がいますよ!」
「え、どこですか?」
「ほら、向こう岸の。ほら、今動いた!」
……自転車で走りながら、200m先の小さな鳥一羽見つけるって。ちなみに、その方の視力は、両方2.0だそうです。
ネイチャリストってヤツは……。

で、当時考えた、書籍の企画。
『日本 鳥の鳴き声事典 CD10枚組』
監修・演者:江戸家猫八

マニア相手なら、2万円くらいでも売れるんじゃねーかなー、なんて考えていました。
どうよ?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.10.18

忍者図鑑

小4の次男が、学校の図書館で借りてきました。

『忍者図鑑』黒井 宏光 (著), 長谷川 義史 (イラスト)
「これまで借りた本の中で、ナンバーワンだ!」と言い切っています。

どれどれと手にとってみると、これがなかなか本格的。大人も十分楽しめます。面白い本見つけてきたねぇ。
「忍者のルーツ」といった歴史から、「ネコの目時計」といったトリビアも満載、そしてお待ち兼ねの「忍者グッズ」! 装束や武器、食糧も載っています。

今日は朝からホームセンターに買出しに行ってました。自分のおこずかいで買ってきたのは、ガーデニング用の金属製の「杭」。
かなづちで叩いたり、ヤスリで削ったり。「オリジナル忍者グッズ」の製作に余念がありません。

午後からは、忍者の携帯食、というものを作り始めました。
「水渇丸(すいかつがん)――のどの渇きをおさえる効果がある。梅肉と麦角を細かく叩き、氷砂糖を加えて薬のように丸めたもの」

すりこぎとすり鉢を引っ張り出してきて、生米をつぶし、梅肉とふつうの砂糖をまぜたようです。これが、けっこううまいのよ。
「フライパンで焼いてみたら、どうなるかなぁ?」
はいはい、どうぞ。やってみてください。
「ポップコーンみたいな匂いがする!」
食べさせてもらったのですが、なんせ焦げてるので、甘からず・苦からず、まずからず・うまからず。

でも、これは子どもはハマるよなー。
『忍者図鑑』、おすすめです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.10.16

赤羽のうなぎや

今日は仕事の打ち合わせで赤羽に行ってきました。これで、3回目、かな?
エレファントカシマシの町、赤羽。
実はそれまで、降りたことがなかったのです。

で、ですね。
目的地へ向かうのに商店街を抜けるのですが、その中に、はじめて通ったときから気になってるお店が。

鯉とうなぎのまるます家総本店

いつ見ても、満席。カウンター中心のようなのですが、いつ見ても、おじさまたちが、ひとりでジョッキを傾けています。
今日は朝10時に通ったのに、やっぱり結構混んでいました。10時なのに、ジョッキ率、非常に高し。

「王子、上中里あたりには24時間動いている印刷工場が多いから、夜勤明けの人たちが一杯飲んで帰っているのでは?」
という説明を受けましたが、真相は不明。

いいなあ、この店。入ってビール飲みたいなあ。
しかし、今日もその後に別の打ち合わせが入っており、断念。

行くとしたら、やっぱり朝のうちがいいよなあ。
徹夜明けに、はるばる赤羽まで出向いて、つまみ一品だけ頼んで、ゆっくりホッピーとか。うーん。いいなあ。

昼間に外でお酒を飲むとき、「幸せ!」と思います。

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2009.10.14

次男が泣いたワケ

今日は小中学校ともに、先生方の「研究会」かなにかで、兄弟2人とも早く帰ってくる日でした。先に帰ってきたのは、中2の長男。
「先輩が遊びに来るけど、いい?」
ギターを持ってくるそうです。
やや遅れて小4の次男。すぐに何人かに電話して、遊びに飛び出していきました。

夕方5時過ぎに次男が帰宅しましたが、中学生2人は、まだまだギターに夢中。次男は自分も一緒になってギターを弾いていました。

何かのはずみで、長男が、
「あ、お前の今日のおやつ、食っちゃった」
と言いました。えーっ!と抗議する次男に、
「大丈夫。昨日のせんべい、一枚残してあるから」
え?
「あれ? あのせんべい、父さんが食べちゃったよ」
次男の顔がみるみるゆがんで、涙がポロポロこぼれ、そのままトイレにこもってしまいました。

いつもなら、せんべい1枚で泣く子じゃないと思うのです。
・遊び疲れていて、いっぱいいっぱいだった
・お客さんがいたことで緊張していた
・ちょっと疎外感を感じていた
などが、重なり合ったのかなあ。

中学生ギターマンが帰ってしばらくした頃、トイレからそーっと出てきました。20分くらいはがんばったのかな。
一緒に寝転がりました。
「せんべい、すまなかったな」
再び、ジワーッ。ヒックヒックしているので、背中をさすってやりました。
そうしてしばらく触れ合っていたら、涙が止まりました。
子どもって、不思議。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2009.10.12

便乗本

出るんだろうなあと思っていましたが、やっぱり出ました。

のりPに思い入れがあるわけではありませんが、こういう出版に、何の意味があるんだろう?

誰が買うんだろう?
本当に、紙のムダだと思う。
売れるんなら、それはそれでいいんだけど、どうしても売れそうな気がしないんだよなー。
あれだけ報道されてて、もっと知りたいって人が、どれくらいいるんだろうか?

出版社名、書くぞー。
双葉社(それより『クレヨンしんちゃん』のほうが大事だろ!)。
イースト・プレス。
普遊舎。

--------
ずっとこのブログには書かないでいたのですが、忌野清志郎が亡くなったときも、ひでえ便乗本が出ました。(あ、まともな本もあったんですよ)。

出版社は、第三書館。ひでえ出版社だ。

『1』は、訃報を聞いた著名人のブログから、『2』は一般人のブログから、許可なく勝手に文章を集めてきて、抜粋してつくった本。
全然、追悼の気持ちなんて感じられない、安易で最悪の本。
なぜ「許可なく」がわかるかというと、『2』にはこのブログの文章が引用されているのですが、今もって何の連絡もないからです。
オイコラ。著作権はオレにあるんだぞ。
元ネタはここだ。こんなもん、タダで見せてやるよ。
そんなに簡単に儲けさせてたまるかよ。

これらの本、決して買ってはいけない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.10.10

PTAで一汗

今日は長男の中学校のイベントがありました。各種模擬店が校庭に並びます。
ヤキソバ
カレーライス
やきとり
チョコバナナ
フリーマーケット……
基本的に、全部、お母さん、お父さんの手作りです。

僕はPTAの腕章をつけて、朝から自転車の整理とゴミの回収をしました。途中休み休みですが、働いてきましたよー。

小学校のとき長男と同じクラスだった子や、部活の友達など、いろんな子が僕に「こんちわ!」と声をかけてくれます。おー、大きくなったもんだなー。
夏に大会で坊主狩りにしていた、剣道部や野球部の子たちの髪の毛が伸びています。
「オレが刈ってやろうか? 1人500円!」

お父さん、お母さん(というか、圧倒的にお母さんなんですが)、忙しく走り回りながら、みんな楽しそうです。
僕と同じ係の人たちも、みんな笑顔。
「それ、私がやります」
「ありがとう!」
「天気になってよかったねー」
「なんか楽しいねー」

大変なことを、みんなで手分けしてやり遂げると、一人のときより達成感は大きくなるのだと思います。
台風にもマケズ、インフルエンザにもマケズ。
「無事に終わったねー」
という笑顔は、とてもいいものでした。
帰ったらバタンキューで、夕飯までひと眠りしましたけどね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009.10.08

台風18号、なめていました……

夜中ひどく荒れていたのは知っていたのですが、朝方には雨も上がり、学校からの緊急電話連絡網もありませんでした。
子ども達を送り出す頃には、晴れ間も。
で、すっかり油断してしまいました。

10時に都内で打ち合わせ。ふだん通りの時間に出かけたのですが、JRの駅に近づくにつれて、人がどんどん出てきます。イヤーな感じ。JRは完全に止まっていました。

でも、私鉄が動いてるから、みんな振り替え輸送なんだな、と思い、乗り換え案内を携帯でチェックしながら移動しました。ここで先方にメール。「30分くらい遅れそうです」

が、私鉄の駅に着いて、びっくり。ホームに人があふれています。すげー、この駅にこんなに人がいるの、はじめて見た。
人波をすり抜けたのですが、一台目の電車はパンパンの満員で、とても乗れる状態ではありませんでした。二台目に無理矢理乗り込みました。ものすごい混み方で、身動きひとつできません。
そして、そのまま20~30分。
僕が乗った電車は動くことはありませんでした。「しばらくの間、運転を見合わせます」えーっ。

ひとつ隣りの駅にバックして、地下鉄に乗ろうと考えました。タクシーか、自転車か。でも、自転車をとめる場所がないし。
JRの駅に戻ってみたら、タクシー乗り場には200mくらいの列ができていました。僕の心が折れる音がしました。
「ごめんなさい。今日、ムリです……」

ちょっと休もうと思って、いつもの喫茶店「ベローチェ」に寄ったら、これがまた見たことがないくらい満員。笑顔を作れない店長が、無表情のまま、バタバタしていました。
そのままダイエーに買い物に行きました。すると、こちらは特売日にもかかわらず、ガラガラ。賢明な主婦たちは、前日までに買い物をすませていたのですね。
商売って、難しい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.10.06

子ども用のメガネって……

土曜日、子ども達が兄弟2人で出かけてくれました。夕方、長男だけが帰ってきました。
「(弟)が眼鏡失くしちゃったんだ。探したんだけど見つからなくて。(弟)は、きっと父さんに叱られるって言って、表にいる」

アパートの庭に、次男が情けない顔をして座っていました。
「もう一回、探しに行くよ!」

2人が行動したのは、駅の周辺のみ。まずTSUTAYAでCDを返却。その後、駅に隣接する図書館。次に駅ビルの中のCD屋さんと、同じビル内の本屋さん。これだけ。
本人は帰り道でメガネがないことに気がついたようで、どこでメガネをはずしたのかは、覚えていません。

まずは、「ヘッドホンをしてCDの試聴をした」というCDショップが怪しいと睨みましたが、なし。
他の3カ所もまわりましたが、なし。立ち寄ったという、図書館のトイレにも入ってみましたが、なし。土曜日は手ぶらで帰りました。

翌日曜日の午後、次男と2人で、もう一回同じコースをまわりました。駅ビルの案内所にも行ってみたのですが、なし。最後に駅前の交番に行きましたが、なし。

喫茶店に入って、頭を冷やすことにしました。メガネ。ないと、明日からの授業に差し支えます。うーん、どうする?

アイスコーヒー一杯分考えて、新調することにしました。来年の春には買い換えるつもりだったし、いつ出てくるかわからないものを待つことはできません。
「よし、新しいメガネ、買うぞ!」

今度は安売りメガネ屋さん巡りです。
まずは全国チェーンのお店。失くしたメガネはここで買いました。
が。
店内には所狭しとフレームが並んでいるのに、子ども用は、たった10個ばかり。
前はもっとあったのにー。利益率が悪いのかなー?
10個といっても、半分は明らかに女の子向けのデザインです。残りのうちの大半は、ディズニーのキャラクターマーク入り。これはイヤだよなー。次男も下を向いて、かたまってしまいました。ダメだ。

次。大手スーパーの上のほうにある店。僕のメガネは、ここのセール品です。
が、子ども用となると、品揃えは先ほどの大手チェーンと似たり寄ったり。「青か金か、二つに一つ!」みたいな選択。無理があるよなあ。

隣り駅の安売りメガネ屋さんまで足を運ぼうか、とも考えたのですが、小学生のメガネは、ものすごく頻繁に壊れるのです。帰宅してすぐに、サッと行って、サッと直してもらえないと困ります。
駅ビルを探したら、一軒眼鏡屋さんがありました。

そこはすごかった。子ども用のフレームだけで、壁一面とってあります。当然、デザインも選び放題。オッシャレー、な感じ。次男は早速、フレームを選び始めました。
が、手にとってみると、値段が……。
フレームだけで、僕のメガネが2つくらい買えそう。これにレンズを足したら……。

品のいい店員さんが寄ってきて、次男のフレーム選びを手伝ってくれています。次男と店員さんは、デザイン重視。お父さんは、値段重視。
かっこいいフレームが見つかりました。しかし、値段無視。
さあ、どうする、オレ?

たしかにカッコイイ。似合ってるし、ロックっぽい。
しかし、せっかく節約した一週間だったのに、これを買えば一気に予算大幅オーバーになる。どうする、オレ。どうする、オレ……。
頭の中に白黒の渦ができて、ウルトラQのオープニングの形になって、バーンと爆発しました。
「これ、ください!」

帰り道、とくとくと諭しました。
「このメガネはね、父さんのメガネが三つ買えるくらい、いいメガネなの。絶対、絶対、絶対、もう失くさないでね」
見上げれば、ほぼ満月の月。心なしかその輪郭がゆがんでおりました。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009.10.04

映画『南極料理人』

南極料理人』という映画を観てきました。

舞台は南極。それも、『南極物語』の昭和基地から1000km離れた、「ドームふじ基地」。
標高3,810m(富士山よりも高い)、年平均気温-54℃。ペンギンもアザラシも、ウィルスさえ存在しない。水は85℃で沸騰してしまうため、麺類は普通に茹でると芯が残ります。

そんな、ものすごいところに、日本からの隊員、見知らぬ男8名が集まって、1年半一緒に暮らす、というだけのお話です。
ドラマチックなエピソードはありません。極限の生活の中、小さな事件(脱走しようとする者がいたり、引きこもる者がいたり、日本にいる恋人にふられる者がいたり)が起こるだけ。
坦々とした生活。
その中で、重要な位置を占めるのが「食事」なんですね。

8名の隊員の内訳は、
 気象学者(きたろう)
 雪氷学者(生瀬勝久)
 同サポート(高良健吾)
 大気学者(小浜正寛)
 車両担当(古舘寛治)
 通信担当(黒田大輔)
 医療担当(豊原功補)
 調理担当(堺 雅人)
(原作では9名のようなのですが。
 たぶん、食卓の絵柄を考えて8人にしたんじゃないかと)

一番大切な「水」は、毎日氷を集めてきて「作り」ます。
水の使用量は、厳しく制限されています。
部屋はせまーい個室です。
トイレは仕切りドアだけ。朝は並ぶ隊員たちと、目を合わせながら用を足します。
国際電話はつながりますが、一分740円。長電話は身の破滅。砂時計が置いてあります。
夜な夜な、酒を飲みます。
卓球をします。ボーリングもします。野球もします。

しかし、この映画の主役は、料理でしょう。
びっくりしますよ、本格的で。
基本的に、冷凍ものと、缶詰類しかないのですが、さすがプロ。フレンチのコース、家庭の味の和食、中華、なんでもござれです。

その調理担当を演じるのが、堺雅人です。
この人の笑顔が、映画全体を温かくしています。違う役者さんだったら、ぜったい違う映画になっていたと思う。

一面雪だけ、という南極の風景は、北海道でロケを行なったようです。でも、あの広大な感じ、殺伐とした感じ、夜の静かさ、などは、映画館じゃないと伝わりにくいような気がするなぁ。
といっても、ロードショーはまもなく終わってしまうのですが。

さて、この映画を観終えて、一番おいしそうに思ったもの。
たぶん、「ラーメン」の人と「おにぎり」の人に分かれるような気がします。
僕は「おにぎり」でした。

↓原作本、関連本

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.10.02

自業自得

昨日、長男が帰ってくるなり、
「ごめん、やっちまった……」
と言うので、何かと思ったら、左手が白い包帯でグルグル巻きでした。
「部活中に怪我したのか?」
「いや、……ケンカしちゃって……」
「ケンカでやられたのか?」
「いや、……オレが相手の頭殴ったら、自分の拳いためちゃった」
アホか、お前は。
「で、相手に怪我は?」
「ない」

念のため、病院に行かせました。
「小指の骨が折れてるって」
えーっ。

「ケンカはしなくちゃいけないときもあるだろうから、一概にするなとは言わないが、少しずつ大人の対応ってものも覚えないとな」
というスタンスだったので、ま、しょうがないですね。
相手の子に怪我がなくてよかった。
怪我したのがうちの子で、よかった。

しっかし、骨折かよー。めんどくせーなー。
これで彼は、1ヵ月近く、ギターを弾けません。
部活の大会も欠場。
なにやってんだかなぁ。
「この間に、本でも読んどけ」
「はーい」

「お前が自分でやったんだから、父さんは世話しないよ。
困ることがあったら、弟に頼みなさい。
(弟)は、お兄ちゃんのめんどうをみてあげるように。
(兄)は、弟への感謝を形で表わすように」
というお裁きにしました。
次男は、張り切っています。
兄弟って、めんどくさいけど、ときどき便利。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

« 2009年9月 | トップページ | 2009年11月 »