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2010.08.05

「高齢化社会」 by 忌野清志郎

昨夜は、昔いた職場の若い人たちとちょっと飲んできたのであります。
僕が在籍していた頃を知っているのはひとり。あと2人は、最近一緒に仕事をしたことがあるものの、僕が辞めてから入社した人でした。

偉そーにいえば、後輩たちなわけです。みんな、いい若者たちでした。むしろ僕は、とうの昔に辞めたわけですから、先輩っちゃあ先輩なのですが、今は部外者、社外の人間です。生意気な態度や発言はなかっただろうか? それが気になります。

で、プロントで飲み始めたわけですが、僕のカバンの中に、ちょっといいクッキーが一枚だけ残ってたのね。
で、プロントのウエイトレスのお姉さんに、「よかったらどうぞ。一個しかないから、女の子だけね」と言って渡したら、思いのほか喜んでくれたのでした。

「あのさ、じゃあ、次のおかわりのビール、おいしいのお願いね」
「このチーズ餃子、というのを持ってきてほしいんだけど、おいしく焼いたの持ってきてね」
「ごめんね、クッキー1枚で、どこまで恩着せがましいのかね?」

「あのさ、彼女にクッキーを一枚あげたんだよ。だから、今日はおいしい料理しか持ってきちゃダメ、ってことになってるから。このテーブルだけ、特別扱いだから」
「ね、そうだよねー、彼女?」

完全なオヤジであります。
途中で自分でも気がついたのですが、もう止められませんでした。
店を出るまで、「恩着せがます」ごっこは続いたのでありました。
お姉さん、ごめんなさい。
同席した若者諸君、もうしわけない。

でもさー、店員さんもずっと笑って対応してくれたから、誰かに迷惑はかけていないと思うのです。
ただ、「いいかげんにしろよ、このオヤジ! しつけーんだよ!」
くらいは内心思ったことでしょう。

忌野清志郎のソロアルバムに、『高齢化社会』という歌があります。
♪お前が生まれる前から、俺は俺だぜ わるかったな♪
♪そうだぜ、俺は年寄り 世話がやけるぜ すまなかったな♪
♪若い女じゃものたりないのさ 体は良くても わびさびを知らねえ♪
♪俺は口うるさいぜ そうだ 年寄りだからな♪

そうなんだよなあ。
なんか「オヤジ」であることに、恥ずかしさとか、なくなっちゃって。
「だってオヤジだもーん」と開き直っちゃったりして。
手に負えないぞ、このオヤジ。


忌野清志郎 『Memphis』
「高齢化社会」収録アルバム

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コメント

あはは~。
男の人にもそういうのあったんですね~。
ホラ、女の人も、
ちょっと口うるさくなっちゃったりするでしょ。
言わなきゃ気が済まない的なコト・・・。
いちいち気になる。
そんな時、ああ、おばちゃんになっちゃったなぁ、
とか思います。
でもね、メイワクかけなきゃOKなの。
楽しくいきましょー。

投稿: ミキ | 2010.08.07 15:54

あー、女性にもありますよね、きっと。
たまに、「えっ、そこまで求めるんだ!」とびっくりすること、ありますね。
でも、高齢化社会だし。
若者側に歩み寄ってもらいたいよなー。

って言ってるあたりも、オヤジくさいですね。

投稿: まろ | 2010.08.07 21:38

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