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2011.12.12

石見神楽を、初体験!

フェイスブックで情報を知り、島根県の伝統行事「石見神楽(いわみかぐら)」を、北千住へ観に行きました。
島根県は、東西に長い県です。
僕の出身地は、一番東、鳥取県との県境にある、安来市です。

石見神楽は、主に浜田市近辺でおこなわれるものなのですが、安来市と浜田市は、けっこう遠いんです。
Shimane

しかし、僕の父の実家は、浜田市の隣りの江津市。なので、僕の本籍も江津市のままです(もう、家もなにもない住所なんですが)。
祖母と父たち兄弟は、浜田市に住んだこともありました。

祖母が、石見神楽が大好きだったと聞いたことがあります。
僕が知っている祖母は、映画やテレビが大好き。毎日、お昼のワイドショーを観るおばあちゃんでした。桂小金治の「アフタヌーンショー」が定番でした。
ミーハー、だったんです。
これは断言できるけど、いまもし生きてたら、ぜったいに「韓流ドラマ」にはまってると思う。
なので、ぜひ一度、島根県が誇る伝統芸能、石見神楽は観てみたい、と思っていました。

2011年12月11日。北千住の「1010(せんじゅ)ホール」。石見神楽・東京公演。
出演:西村神楽社中、他。ゲスト:福岡ユタカとオタケビ神楽団。
プログラムは、こんな感じです。

・四神(よじん)
 四人での「舞」です。

・天神(てんじん)
 菅原道真の話。藤原時平が、道真によって討ち取られる筋。
 僕はてっきり、石見神楽は『古事記』を演じるんだとばかり思っていました。ちょっとびっくり。

・塵輪(じんりん)
 仲哀天皇(14代。200年ごろ)が、異国から来た大悪鬼を退治する話。
 すみません。この頃うとうとしていて、一緒にいった次男が「父さん、鬼、出たよ」と見どころで声をかけてくれたようなのですが、ほぼ記憶にありません。

・オタケビ神楽団(ゲスト出演)
 リーダーの福岡ユタカは、浜田市出身。お神楽についてよく勉強してるなぁ、と思いました。この人が、ホッピー神山らと組んでいたバンド「PINK」のライブ、当時大阪で観ました。たしか、近鉄劇場。

・天の岩戸(あまのいわと)
 これは有名なお話ですね。天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天の岩戸にお隠れになって世の中が闇に包まれたとき、八百万の神々が力をあわせて岩戸を開けるお話。

・恵比寿(えびす)
 美保神社(松江市にある)に祭られる、漁業・商業の神、「えべっさん」です。
 ユーモラスな動きに、目が覚めました。投げてくれたアメを、僕も次男もキャッチしたので、大満足。

・大蛇(おろち)
 須佐之男命(すさのおのみこと)が、出雲の国で暴れる「八岐の大蛇(やまたのおろち)」を退治し、稲田姫と結ばれるお話。
 巨大な大蛇が、舞台を覆い尽くすさまは、まさに迫力満点! ザッツ・エンターテインメント!

ちょっと意外だったのは、出雲地方の話が多かったこと。
なぜに地元の出雲地方ではなく、離れた石見地方で、このお神楽ができたんだろう?
要するに、みんながよく知っていて、ウケるネタを、手っ取り早く身近で演じて楽しんでたんでしょうね。

なにせ、室町時代からあるらしいから、まさに伝統。
とはいえ、実態は、大衆芸能に近いものだったんでしょう。
現地では、夜通しお神楽が続くのだそうです。それを、酒を飲んだり、横になったりしながら、気楽に観る。いいところでは観客が、「よおもおた!(よく舞った!)」と声をかけるのだそうです。

なるほど、石見神楽。
おばあちゃんが夢中になるのも、よくわかる気がしました。

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