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2012.06.16

僕が読んだ本を息子が読む。息子が読んだ本を僕が読む。

『僕らが死体を拾うわけ 僕と僕らの博物誌 (ちくま文庫)』/盛口満

この本はずいぶん前に読んでいました。
著者の盛口満さんのことは、前から知っていました(あ、一方的に、です)。お見かけしたこともあります。
生物好きで、ナチュラリスト。
生き物に関するものに何でも興味があり、拾い、調べ、考え、記録する。
この本が書かれた当時、著者は学校の先生なのですが、「自然とともに生きる」授業は大変おもしろく、「こんな先生に出会いたかったなぁ」と思いました。

「生物」について調べ考えることは、「生」について考えること。この本ではもはや「哲学」と呼びたくなるような境地を垣間見ることができます。
文庫化されたのを機に再読したのですが、やっぱりおもしろい。

中学一年生の次男は、「生き物」とか「進化」とか「遺伝」とかに関心があるので、「これ、読んでみる?」といって渡してみました。
そしたら見事にツボにはまったようで、夕飯後の2時間くらいで一気に文庫本一冊を読み終えてしまいました。
「もし手元に置いときたいんだったら、あげるよ」
彼はうれしそうに文庫本を自分の本棚にしまいました。

一方、彼に教えてもらった本も、最近読みました。
『舟を編む』/三浦しをん

本屋さんの店頭で見かけて、最初のほうを立ち読みして、読んでみたくなったというので、僕が買ってきました。
「どんな話なのか、父さんまだ読んでないから、言わないでね」
ただ「おもしろかったよ」と言って、僕に渡してくれました。
なるほど。さすが本屋大賞、おもしろいわ。
今は、長男が読んでいます。

僕がすすめなかったら、おそらく子どもが読むことはなかったであろう本。
子どもが関心を持たなかったら、たぶん僕は読まなかったであろう本。

こういう関わり合いができるって、うれしいなぁ。

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