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2013.04.09

高校入学式の祝辞もやってみた。

 新入生のみなさん、保護者のみなさん、ご入学おめでとうございます。
 ようこそ! よく来てくれた、●●高校に、ようこそ。よく来てくれた、このよく晴れた春の日に、ようこそ。待ってたよ。
じゃあ、高校のことをいくつか紹介します。

 学校の中には、飲み物の自動販売機があります。購買があって、毎日パンやおにぎりも売っています。焼きそばパンとシュークリームが人気だそうです。
 携帯電話を持っている人は、学校に持ってきてもかまいません。制服は決まっていますが、靴やカバンに決まりはありません。
 たぶん、小学校・中学校よりも、さらに個性的な先生方がそろっています。きっと、いろんな形で君たちを指導し、フォローしてくれます。
 先輩は、みんないいヤツらです。きっと、頼もしいアニキ、アネキになってくれます。
 どうですか? ワクワクしますか? それとも、不安ですか? 大丈夫です。ここが●●高校です。ようこそ!

 君たちを迎えるにあたって、お願いをひとつと、提案をひとつします。
 まず、お願いです。自転車の事故は、ゼロにしてください。
 ●●高校は、1000人の生徒のうち800人が自転車通学をしています。さいわい、昨年は大きな事故はなかったと聞いていますが、小さな事故はいくつも起きています。いつ、取り返しがつかない事故が起きてもおかしくない。このことを忘れないでください。
 なぜ自転車事故を起こしてはいけないのか、考えたことがありますか。それは「事故を起こすのは、親不孝だから」です。少し通学に慣れてきて、ヒヤッとする場面に出くわしたら、このことをぜひ思い出してください。事故は、親不孝です。
 保護者のみなさん、今夜はぜひ、お子さんと、もう一度自転車の危険性について話し合ってください。特に、自動車やバイクを運転する側から感じる、危険な自転車の乗り方。これは、運転免許を持たない高校生にはわかりません。家族ぐるみで自転車事故をゼロにしましょう。

 次に、これは提案です。自分のお弁当を自分で詰めてみませんか。自分が好きなものを、好きなだけ入れればいいんです。見た目が悪くたって、いいんです。
 なぜこんなことを言うのか。それは、「毎日、お母さんにお弁当を用意してもらうこと」が「あたりまえ」だと思ってほしくないからです。自分のことだからです。
 少しだけ早起きをして、お弁当を自分で詰めてみると、必ずいい変化が起きます。約束します。
 高校に入学して、環境が変わりました。次は行動を変えるのです。環境が変わって、行動を変えれば、思考が変わります。そうして君たちは成長するのです。新しい行動を始めてみてください。

 さて、44歳のあるプロレスラーが、こう言いました。
「中学3年間と高校3年間は、人生の中でも特別な時間だ。アノ頃を思い返すと、記憶が鮮明だし、あの頃に出会った人、頑張ったコトというのは、“人生の中で生きるチカラ”になっている」。
 その通りです。大人にとってはアッという間の3年間ですが、君たち一人ひとりにとっては、これほど濃密な時間はないでしょう。
 どんな3年間にするのか、それは君たち次第です。「人生の中で生きるチカラ」になる3年間にしてほしいと、心から願っています。

 保護者のみなさん。ときには遠くから、ときには隣に寄り添って、彼らの成長を見守りましょう。彼らはいったい、どんな3年間を送るんでしょう。楽しみですね。
 最後にもう一度。
 今日は「高校3年間の、はじまりの日」。
 おめでとう。ようこそ!

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