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2013.07.04

茂木健一郎さんの講演と、はじめてのお泊り

主夫生活9年目にして、子どもたちを自宅に置いたまま、おそらくはじめての一泊出張(?)に行ってきました。
といっても、行き先は、埼玉県の大宮。
一泊しなくても行けるっちゃ行けるんですが、まあ、いろいろ事情もあって、行ってきました。

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2日間にわたる、いわゆる「研修」だったのですが、メインは茂木健一郎さんの講演でした。
テレビ出演も多数、たぶん面白いだろうな、と期待していましたが、やはり、「引出し」の多さが圧倒的でした。

高校の保護者・先生向けの講演でしたので、「真の学び」「偏差値至上主義の日本の受験のおかしさ」が大きなテーマでした。

小学生のとき、他の子と同じように「虫」に興味をもった5歳の茂木少年に、お母さんがしたことは、近所の「虫博士」に弟子入りさせたこと。
大人、それもかなり専門的でマニアックな人に弟子入りした少年は、「虫の世界の奥深さ」を身に染みて感じます。そこで茂木少年が悟ったことは、「上には上がいる」ということ。
自分なんて、大人たちに比べたら足元にも及ばない、と衝撃を受けたこと。
これで、「学ぶことの喜びと奥深さ」「学びの原動力は、感動であること」を、小学校に入るか入らないかの頃に痛感した、という経験が、のちの茂木少年のベースになっていきます。

そして、小学校時代に読んだ本が、1000冊以上。そして感銘を受けたのが、アインシュタインの伝記。
「なんてすごい人なんだ!」「僕はアインシュタインみたいになりたい!」
学ぶことの本質に触れてしまった茂木少年は、いわゆる「受験テクニック」に踊らされることなく、学問・勉強の本質を知っている子どもになるわけです。
そうすると、たとえば「東大合格」という、多くの生徒が「ゴール」だと考えていることが、「アインシュタインになるための、当然のステップのひとつにすぎなかった」という感覚だったといいます。アインシュタインは、東大のはるか先にいるわけですから。

偏差値重視の日本の受験システム、教育システムに疑問を呈しながら、「感動こそが学びの原点である」と説く茂木氏。
非常に説得力がありました。

また、スポットライトの位置を完全に無視して、落ち着きなくうろうろ歩き回りながら話すスタイル。
すっかり、ファンになりました。

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さて、わくわくした「はじめてのおとまり」。大宮のビジネスホテルのシングル部屋。
僕は会社員時代、出張が大好きで、ビジネスホテル・ラブ! でした。
夕刻チェックインして、一休みしてから「よっしゃ、繰り出すか!」という喜び。

今回も同行の方と一緒に、おいしいものを求めて、ホテル近辺を歩き回りました。
ほどほどの時間に切り上げて、部屋に戻り、狭い部屋でホッと一息。この時間が、出張の醍醐味だと思っていました。

だけど今回、なんか、そんなに高揚しなかったのです。あ、同行者のみなさんとの食事は楽しかったんですよ。
ただ、シングルの部屋に帰っても、なんかワクワクしないんです。

思い返せば、子どもたち2人が一緒にお泊りに出かけて、ひとりで自分のアパートで気ままに暮らした時のほうが、ずっと解放感があったような気がします。

どうやら会社員時代と違って、自宅のアパートが「ホーム」になっちゃったんでしょうね。
逆にいえば、当時は自分ちが「ホーム」だと感じられなかったのかもしれません。

しかし、一泊二日、しかも大宮に行って帰ってきただけで、ヘロヘロ。
やっぱり、自宅が一番疲れないねー。
「やっぱり、自分ちが一番ね!」
9年かけて、気分はやっぱりお母さんになっちゃったんでしょうかね。

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