« ドライカレーにうってつけの日 | トップページ | ありのまますぎる有山じゅんじ »

2013.07.14

やっぱり上田正樹は上田正樹だった

7/7、下北沢へ行ってきました。
この日は「第23回 下北沢音楽祭」。下北沢の街中でライブをやる、お祭りの日。
新しくなった駅舎を出ると、さっそくあちらこちらから生の音が聴こえてきます。

僕が目指したのは、北沢タウンホールの「シモキタ・ビレッジ・ロックス」。
出演は、金子マリ&森園勝敏 / 上田正樹&有山じゅんじ / 中村耕一&三宅伸治。ただし、森園勝敏は体調不良のため欠席。
しかし、「何かが起きそう」な予感プンプンの面子でありました。

いったん席についてから、喫煙コーナーに行ったら、知り合いがいました。

僕が小学生の頃、姉が上田正樹にハマっていました。若いこだま。
サウス・トゥ・サウスの『この熱い魂を伝えたいんや』、上田正樹と有山淳司の『ぼちぼちいこか』のレコードが家にありました。

だから僕は、『お前を離さない』の有名なあのベースラインを、ドナルド・ダック・ダンよりも、先に藤井裕で聴きました。立派な姉であります。しかも、ひねくれてて、上田正樹よりも有山淳司が好きだった。立派です。

……という話を煙草を吸いながらしていたら、背後から聞いたことのあるしわがれ声が。本番前の上田正樹が、煙草を吸いながら携帯で話していました。うわっ!
思わずおじぎをしたら、話を続けたまま、小さく手を振ってくれました。その後、スタッフと楽屋に向かったので、「楽しみにしてます!」「鶴瓶の家族に乾杯、かっこよかったです!(何年前の話じゃ!)」と言ったら、ニッコリ笑いながら「おう!」と言って、肩をポンポンと叩いてくれました。
こりゃ、テンションあがるでしょー!

三宅伸治のライブは、安定しています。中村耕一とのデュオもすっかりこなれていて、聞かせどころたっぷり。
金子マリは、上原”ユカリ”裕を引き連れ、他の出演者もまじえて、相変わらずのマイペース。マイペースすぎる……。

そして、久しぶりに観た有山じゅんじ。この人も、マイペースすぎる。そして、ただならぬ気配。すれ違った人が、みんな振り向きそうな、あれはオーラじゃなくて、気配。
この人たちと一緒だと、「三宅伸治って、ちゃんとした人だなぁ」と感じざるをえません。

ステージでは、上田正樹が『悲しい色やね』を歌ったので、ちょっとびっくり。有山じゅんじの独特のギターに合わせて、たった今の『悲しい色やね』。
そして、僕の胸がざわめいたのが、『お前を救けにゆく』。アルバム『Husky』収録。当時、大好きだった曲。

シングル『レゲエであの娘を寝かせたら』、ランディ・ニューマンのカバー『マリー』、桑田圭祐作詞作曲、映画「だいじょうぶマイ・フレンド」挿入歌の『Miss You Baby』、と盛りだくさんなアルバムです。

探してみたら、1991年、京大講堂での、上田正樹とサウス・トゥ・サウス再結成ライブの動画がありました。
『お前を救けにゆく』

メンバー紹介がまた、くぅ、泣けるねぇ。

♪いつだって俺の名前を呼べばいい
その場所へきっと救けにゆくよ お前を救けにゆくよ
Yes my friend , Be my friend きっとお前を救けにゆくよ♪
旧友、有山じゅんじと一緒だからでしょうか。グッときましたねー。

もちろん、このメンバーですから、『あこがれの北新地』、『みんなの願いはただひとつ』、『買い物にでも行きまへんか』、『梅田からナンバまで』といった名曲も。
上田正樹と、有山じゅんじと、金子マリ。
やり続けてくれ!

……という話を、30歳くらいの女の子に話そうとしたら、まず上田正樹を知らないのね。あ、そうか。
でも、やっぱり、上田正樹は上田正樹でした。

|

« ドライカレーにうってつけの日 | トップページ | ありのまますぎる有山じゅんじ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/82042/57791639

この記事へのトラックバック一覧です: やっぱり上田正樹は上田正樹だった:

« ドライカレーにうってつけの日 | トップページ | ありのまますぎる有山じゅんじ »