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2013.07.15

ありのまますぎる有山じゅんじ

インターネットがまだなかった頃、音楽との出会いはまさに一期一会でした。
外回り営業の合間にフラッと入った(サボっていた、ともいう)、新宿のディスクユニオンで、このCDをたまたま見つけました。

『聞こえる聞こえる』有山じゅんじ

有山淳司との出会いは、サウス・トゥ・サウスにさかのぼるのですが、
ソロアルバムは聴いたことがありませんでした。
再会したこのアルバムの有山じゅんじは、中南米テイストでした。

ちょうど同じ頃、これもたまたまテレビ番組に有山じゅんじが出演したのを観ました。マーチンの、鮮やかな赤いエレキギターを抱えて、このアルバムに収録されている、『月の唄が聞こえる』を歌いました。
切ないメロディと、あの歌声。偶然の重なりに感謝しました。「これは、エライもん観たぞ!」と思いました。
いまだに捨てられずにいる、段ボール箱の中のVHSテープのどこかに入っているはずなんですが……。
たしか、アコーディオンが一緒だった。今から思えば、それ、リクオだったんでしょう。

7/10、渋谷クアトロで行われた「有山じゅんじ生誕60年記念 赤いギター ~師匠を囲んで~」に、姉と一緒に行きました。
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Sweet Hollywaiians、ギターパンダ(山川のりを。『お弁当箱』サンキュー!)、おおはた雄一、バンバンバザール、BEGIN、リクオ。
そして、金子マリと、石田長生。

若手ミュージシャンが中心となって、有山じゅんじがいかにすごくて、いかに迷惑な人であるかを、思い思いにMCで暴露しながら、演奏でつなげていきます。
バンバンバザール、いい人たちだなぁ。

バンバンバザールの福島社長が、還暦祝いに赤いギターを渡します。
「これ、何?」「オレが弾くの? イヤや、オレ、こんなギター弾かへん」
いやいや、出演者がお金を出し合って、クロサワ楽器に特注で作ってもらったギターなんです。それを聞くと「ありがとう!」と言いながらも、「これ、送っといてくれへん?」
……そういう人なんです。

19:00に開演して、実に23:00を過ぎるライブでしたが、時間が経つのを忘れました。
帰り道で姉が言いました。「ギャラとかどうこうじゃなくて、ほんとうに有山じゅんじが好きで、尊敬してる人が集まったんだね」
姉孝行、させてもらいました。

途中で気がついたのですが、客席前方の一角が関係者席になっていて、出演者らが集まっていました。藤井裕、いたような気がしたけど、違うかな?
有山じゅんじは、場内禁煙も意に介さず、煙草をプカプカ吸いながら、グイグイ酒を飲みながら、「弟子たち」の演奏を、それは嬉しそうに観ていました。

有山じゅんじが笑えば、幸せになれる。
こんな人がいるから、世の中は面白い。

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コメント

うりゃー。無断でネタにすんなよなー。
・・・って息子たちは文句も言わずに堪えてるから偉いな~。

「 ARI-YA-MANIA」安直なベスト盤じゃなかったぞー。聴きごたえあるわ~。今度貸ちゃるけんな。

「気持ち」という短い曲が、ライブの夜から耳について離れないんだよね。

歴史的瞬間に立ち会わせてもらいました。誘ってくれて、ほんまに、ありがとう。

「自由って、いいなあ」「どうしたら自由になれるかなぁ」と、あれからずっと考えてます。

投稿: 姉 | 2013.07.18 22:23

姉上、すんまそん。。。

投稿: まろ | 2013.07.18 22:59

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