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2013年9月

2013.09.26

巨大なゴーヤを道端でもらう

長男が通っている高校は、「田舎」にあります。JRの駅からバスに乗って15分。どんどん風景が変わります。
学校の裏手には、梨の即売所がいくつもあるような場所です。
校歌は「梨、香る~♪」ではじまります。
学園祭にも「梨」の字が入りますし、学校のマスコット(ゆるキャラ?)も、梨がモチーフです。

古くから住んでいらっしゃる方々と、新しく建った住宅に最近入られた方々。バスはいつも高校前までけっこう人が乗っています。

ありがたいことに、近隣の住民のみなさんと高校との関係がとてもよくて、地元のお祭りに高校生のバトン部や吹奏楽部が出演したり、学園祭に住民の方々がいらしてくださったり、という環境です。
「自転車のマナーが悪い生徒がいる!」
といったお叱りをいただく一方で、旧校舎の建て替え工事にあたっては、理解を示してくださいます。
「○○高の生徒さんは、いい子だ」
おおむね、そういう評価をいただいているようです。

先日、長男が、大きな梨を持って帰りました。
「どうしたの?」
「バス停でバス待ってたら、知らないおばさんが、くれた」
なんか、そういう場所なのです。
子どもたちにとっては、「見られている」わけですから、うっとうしいと思うこともあるかもしれません。しかし、親からすれば、学校を一歩出ても、たくさんの「目」があるのは、とてもありがたいことだと思うのです。
これは、卒業生を含め、この高校の生徒たちが長い時間をかけてつくりあげてきた、信頼なのだと思います。

今日、用事があって高校へ行ってきました。
帰り道、バス停へ向かう途中、以前たまたま、このあたりで一回だけ立ち話をしたことがあるおじさんに出会いました。
「ああ、こんにちは!」
「お、今日はなんだい? 忙しいね。そうそう、ニガウリ、食うか?」
「はい、食べます」
「これ、やるよ」
とんでもなくデカいゴーヤでした。
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わかります?
大き目のリュックが、これだけでいっぱいになるくらいの、とんでもなく立派なゴーヤ。ピッカピカ。
ありがたくいただいて帰り、野郎3人のお腹に入りました。

なんか、うれしかったなー。
長男が梨をもらって帰ったとき、「おまえ、よっぽど、ひもじそうに見えたんだろ!」なんて、からかってたんですが、僕も相当なものだったようです。
「わらしべ長者」になれるかも。この高校、好きだ~!

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2013.09.23

お彼岸のおはぎ

夕方、郵便物をポストに出しに行った帰りに、近所の和菓子屋さんに「おはぎあります」と書いてあるのに気がつきました。
10歩くらい通り過ぎたのですが、「むむっ」と思って引き返して、つぶあんのおはぎを3個買いました。

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お彼岸。
ご先祖さまのお墓は島根にあるので、お墓参りはできません。気持ちだけ、おはぎで許してください。

たぶん、僕のご先祖さまたちは、酒も飲むけど甘いものも大好きで。
きっと、おはぎを食べるだけでも許してくれるような気がするんです。

「わざわざ遠いところ、お金つかって帰ってこなくても、気持ちだけで伝わってるよ」
「子どもたちも元気そうだな。よしよし」
「でも、全員つぶあんか? わしは黄粉のおはぎがいいな」
「いやいや、おはぎは、こしあんでしょう」
「わしは、ごまのおはぎも好きだな」
「あら、何言ってるんですか、いつもあんこのばっかり食べてたでしょう」
「まあ、飲め飲め」

そんな会話をしている気がする。いや、しているに違いない、という確信があるんです。
みんな、笑ってる。
みんな、絶対、笑ってる。


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2013.09.22

2013.09.21.市川真間アルマナックハウス、ライブセットリスト

今日もトップバッターでした~。

20世紀梨
アナーキー・イン・2DK
サニー・アフタヌーン
ワタルー世間
ワイルドサイドを歩け
(以下、突発的デュオ「じゅんとまろ(仮)」にて)
ヘイヘイ・マイマイ
ミスター・ソウル~サティスファクション
ザ・ウエイト

いらしていただいたみなさん、対バンのみなさん、八千代台1丁目の壇蜜さん、共演の鈴木準二さん、そしてアルマナックハウス鈴木さん、ありがとうございました。

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2013.09.20

「しんにょうは、3画!」

次男が小学校2年生のとき、新卒の女性の先生が担任になりました。
クラスの生徒たちは、1年生と同じメンバーでした。
はじめて担任を持った先生でした。正直、「大丈夫かな?」と思いました。

その先生の専門は、「習字」でした。すごい達筆。若いのに。
子どもたちに聞くと、「怒るとすっごくこわい」というので、ちょっと安心しました。
小学2年生相手に、怒れなくちゃ、そりゃダメだもんね。

保護者面談では、かなり緊張してました。そりゃそうだ。大学出たての女の子が、百戦錬磨のお母さんを相手にするんだもん。
でも、僕は何もストレスなかった。
子どものこと、ちゃんと見てくれているな、と安心していました。

最近になって、子どもから聞いた話。
漢字の書き取りに、ものすごく時間をかけていたこと。
たまに先生が休みで、他の先生が来ると、3倍くらいのはやさで授業が進んだこと。
「しんにょうは、3画!」と、しきりに言っていたこと。
大事なことだよね。

あと、音読の練習の宿題が、やたらハードだった。毎日、音読の練習につき合わされました。
でも、あの音読で、次男の感性というか、表現力というか、研ぎ澄まされたのは確かだと思う。
彼は、あの1年間で教わったこと、忘れていないと思います。

いまどき、個人情報やらなんやらで、学校の先生の自宅住所ってわからないんです。
うちの子どもたちには、毎年、担任だった先生には全部年賀状を書かせているんですが、この先生も、引っ越しちゃったみたいで、もはや現住所がわからなくて、年賀状が書けません。

先生。
なんか、おもしろい子になりました。
先生は当時、未熟だったかもしれないけど、うちの子は、大丈夫です。
ありがとう、先生。

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2013.09.16

せち‐がら・い【世知辛い】

[形][文]せちがら・し[ク]
1 世渡りがむずかしい。暮らしにくい。「―・い世の中」
2 金銭に細かくて、けちだ。抜け目がない。「―・い商法」(提供元:「デジタル大辞泉」)

中学生のときだった。担任の教師は、ホームルームだろうと、自分の授業中だろうと、つねにボヤいている人だった。何かに怒っている人だった。

その日も、小声でブチブチと怒りながら、
「宿直室の冷蔵庫に、アイスが入っていた。見たら、ある教員の名前とともに『勝手に食うな!』とマジックペンで書いてあった」
と言った。
学校の中で、そんなみっともないことをするな、と言いたかったんだと思う。アイスに名前を書いておかなきゃ食べられてしまう、学校社会に怒っていたんだと思う。

しかし。
僕は、まず、学校の中に冷蔵庫があったことに驚いた。そして、そこにアイスが入っていたという事実に驚いた。
その教師が誰なのかは、だいたい見当がついた。イヤな教師だった。いかにも、そんなことを書きそうだった。

しかし、生徒に向かって愚痴る内容でもないよなぁ。オレたちに言われてもなぁ。と、思った。
そして、「教師は、アイス食えて、いいな」と思った。

そして、担任教師は、なぜそのアイスを手に取ったのだろうか? と考えた。
「誰だ、学校にアイスを持ち込んだヤツは!」と、正義の心が沸いたのか、はたまた「お、アイスじゃん。どれどれ」と手に取ったのか。
どっちだったんだろう。口ぶりは前者だったけど、案外、わかんないよねー。

ただ、今だからわかることがある。
あのとき感じた、「なんだかなあ」という気持ちこそが、「世知辛さ」だったのだ。
僕は、中学2年生のときに、はじめて「世知辛い」を体験したのだった。

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2013.09.14

高校の文化祭に行ってきました

長男が通っている、県立高校の学園祭(文化祭)に行ってきました。
PTAの活動として、近隣の支援学校、福祉作業所にお願いして商品を提供していただき、委託販売をしてきました。
販売金は各々へ全額お渡しして、残った品物は返品。仕入ゼロ、売上ゼロの活動は、PTAらしくてとてもいいなあ、と思います。
今年も、けっこう売れました。

現在、旧校舎の建て替え工事中で、例年に比べたら、場所も時間も限られた学園祭でした。派手な入場門や飾りつけもできず、パッと見は地味。
でも、校舎に一歩入れば、やっぱり、彼らはアツイのでした。

美術部のブースで、フェイスペイントをしてもらいました。去年はほっぺたに真っ赤なキスマークをつけてもらったので、今年は「バーコード」を描いてもらいました。「時価、です!」
毎年、これをやってもらうと気合が入ります。

文芸部の小冊子を買い、漫画研究会のイラストを冷やかし、生物部の展示をみて、物理部のオタクたちをながめました。

体育館では、バトン部のパフォーマンス。現代音楽部のバンド演奏。吹奏楽部は、昨日は演奏してくれましたが、今日は早朝出発で東関東大会出場! すげー。4位だったそうです。スゲー。

クラスの出し物は、今年は演劇・ミュージカルが多かった。一斉にやるので、ブレーカーが落ちちゃったそうです。
お化け屋敷は、コワイのでパス。

食品を扱う教室で、「タマゴせんべい(これが、うまいのよ)」、フランクフルト、カレーうどんなどなどを食って回ってたら、お腹がいっぱいになりました。
焼きそば屋台は長蛇の列。ニンジンを切ってて手を切っちゃった女の子がいました。「ふだん、やってないからじゃないの?」「いいえ、やってます!」怒られました。たしかに、慣れてるからこそ、ケガをしたのかもしれないね。ゴメン。

校舎の陰に、こっそりタバコを吸いに行ったら、先客がいました。他校の卒業生だそうです。吸殻を散らかしていたので、お説教しました。
「ウケるんですけど~」「マジっすか?」が連発される会話。でも、悪い子たちじゃない。捨てた吸殻をちゃんと集めて、捨ててきてくれました。

大人や外部からのお客さんが帰るころ、「後夜祭」のはじまりです。
見ることはできないんだけど。

怒号。悲鳴。コール。
汗。
拍手。
眼差し。
タオル。
たぶん、涙も。

知ってる。それ、知ってる。

知ってるぞ。それ、知ってるぞ。
だから、バスに乗って、先に帰るね。親が見るもんじゃないね。
でも、知ってるぞ。

うらやましいよね。高校生限りだ。
知ってる。それ、知ってるよ。

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2013.09.08

2013.09.07.原宿クロコダイル

本日、わたくしの出番は3曲。すべて意訳替え歌で。

アナーキー・イン・2DK
サティスファクション
ワタルー世間(ウォータールー・サンセット)

共演した、松阿彌 靖くん、早川岳晴さん、田中栄二さん、中山 努さん、森 淳さん、稲田美嗣さん、そして盛り上がってくださったお客さん、ありがとう!

それから、クロコダイルと、対バンのラ・クンビア・バルカンスカ、ありがとうございました。

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2013.09.03

受験生との会話

「父さん。夏休み、英語を集中的に勉強したら、力がついたよ。センターの過去問が、8割できた!」
「ほう。自信があるのか?」
「けっこうある、かな?」
「じゃあ、今から江戸川土手に行って、夕日に向かって”オレは夏休み勉強したから、英語には自信があるぞぉ!”って叫んでこい」
「え?」
「だから。自信があるんだろ? 夕日に向かって”オレは夏休み勉強したから、英語には自信があるぞぉ!”って叫んでこい」
「いや、それは……」
「自信がないのか? はやくしないと、夕日が沈むぞ」
「さすがに、そこまでは……」
「実は、自信がない、っていうことか?」
「……う、うん……」
「さっきまでは自信があると言ってたけど、今度はない。どっちだ?」
「……ない」
「その程度の自信だったってことだな。さらに精進をするように」
「はい……」

いやあ、楽しい。
我が子を谷底に突き落とすライオンは、絶対に、楽しいからやってるね。
下の子のときにも、もう一回受験があるなんて、ラッキー!
いやあ、楽しい。

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