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2013年10月

2013.10.28

ざまくな世界

島根県の方言のひとつに、「ざまくな」があります。

1.粗雑な。
【使用例】ざまくな仕事はすんな(いいかげんな仕事をするな)

2.見苦しい。
【使用例】ざまくなふーで、でかけちょー(見苦しい格好で外出している)

広島県でも、似た使い方をするようです。
1.乱雑だ。放埓だ。
【使用例】ざまくな所でがんすが、あがってつかーさい(乱雑な所でございますが、上がってください)

※以上、三省堂「全国方言辞典より

上の広島1の使用例のように、自分で謙遜して使うこともありますが、基本的には、相手に対して怒ったり、バカにしたりする意味です。

英語では、ラフ【rough】に近いかもしれません。
[名]
1 硬式テニスで、ラケットの裏側。飾り糸の粗い面。⇔スムーズ。
2 ゴルフコースで、フェアウエーやグリーンの外辺の草や芝を刈っていない不整備地帯。
[形動]
1 荒っぽいさま。乱暴なさま。「―なプレー」「仕事ぶりが―だ」
2 大まかなさま。「―なプラン」「―スケッチ」
3 形式ばらず、気取らないさま。「―な服装」
4 表面がざらざらしているさま。「―な布地」

※「デジタル大辞泉」より

なんか、世の中が「ざまく」な気がします。
原発、オリンピック、秘密保護法、食材偽装……。

島根の「ざまく」には、「ざまくでいいけんね(ざっくりとでいいからね)」という、ちょっと相手を気遣う使い方もします。
でも、世の中が「ざまく」なのは、困るね。
誰かが「ざまくでいいけんね」とでも言ったのだろうか?
ざまくで、いけんわ。

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2013.10.03

踏み切り

わが家の近所にも、電車の地上踏み切りがあります。「開かずの踏み切り」とまではいいませんが、急いでいるときにはちょっとイラッとします。

2年ほど前、この踏み切りで待っていたら、通常の警報音以外の、かなりヤバい感じの警報が鳴っていました。
杖をついた足の不自由なおじいさんが、踏切を渡りきれなくて、バーの内側、根元付近に立ち往生していました。
あと一歩外に出られればいいんだけど、警報は鳴り響いていました。
おじいちゃんは、もう動くつもりがないようで、おびえてじっとしていました。

僕はリュックサックを捨てて、踏み切りの中に入り(といっても、バーの内側に入っただけなんですが)、おじいちゃんをムリヤリおんぶして、外に出ました。
電車は、ブレーキをかけたのでしょうが、それでもかなりのスピードで通り過ぎました。

今回のニュースを知って、あらためてゾッとしました。
あと数十センチずれていたら、自分も轢かれてたかもしれない。

クルマの中で、自分の娘が轢かれるのを目の当たりにしたお父さんは、つらいね。
そして、電車が目の前に迫ってくるときの恐怖。すこーしだけわかります。
悲しいニュースです。

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