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2014年3月

2014.03.31

長男からケーキを買ってもらう

えーっと、間が悪い投稿なのですが、これは記録しといたほうがいいと思うので、書いときます。

今週、僕の誕生日があったんです。
長男が、自腹で小さなホールケーキを買ってきてくれました。
息子に誕生日を祝われたのは、はじめてです。

もちろん、息子たちの誕生日には、プレゼントをしたり、焼肉を食いにいったりしています。
でも、オレの誕生日に、何かしてほしいことはとくにありません。
なんだかんだありながら、一年一年成長してくれていれば、それでいい。
そのかわり、社会人になって、いっちょまえに稼ぐようになったら、誕生日も何も関係なく、たかってやろうと思っています。

「横山主任、受付にお父さまとおっしゃる方がいらしていますが」
「え?」
「やあ、オレオレ。焼き鳥とホッピー、おごってくれよ。金なくてさ」

そういう父親に、私はなりたい。
だから、しょせんオレの財布から出たお金で、中途半端にお誕生日祝いなどしてもらわなくてけっこう。その分は、何倍にもして返してもらう。
そういうつもりでいました。

高校を卒業して、大学進学が決まり、長男は思いがけずお金持ち。島根のおじいちゃん・おばあちゃんちに帰って(旅費はオレが出したんだ!)、お祝いをたくさんもらい(礼状のハガキはちゃんと書かせました)、毎日朝帰りの自由人。

「どこへ行こうがしったこっちゃないが、昼飯・夕飯がいるのかいらないのか、それは事前に伝えてくれ」
ちゃんと教えてくれます。

僕の誕生日の翌日。冷蔵庫にコージーコーナーの包み紙がありました。
僕はてっきり、バンドや何かのお友達にあげるケーキだと思って、「おいおい、何日も置きっぱなしだけど、大丈夫か?」と思っていました。

4日後くらいに、朝帰りして寝る前の長男が、
「父さん、冷蔵庫のケーキ、見た?」
「見たけど、あれ、賞味期限大丈夫か?」
「あれ、父さんのだから」
えー。言ってよー。

次男と一緒に封を開けてみたら、チョコレートのプレートに僕の名前が書いてありました。
おいこら。腹壊すのはごめんだぜ。

次男と二人で、4日前のケーキを食べました。イチゴとブルーベリーが乗っていました。

おまえよー。ライブが重なって、金がいるんじゃないのか?
知り合いのバンドのライブを観に行くのに、交通費かかるんじゃないのか?

ケーキ買ってんじゃねーよ。
で、買ってくれたんなら、その日のうちにそう言ってくれよ。

ケーキは、まだ食べられました。いまどきのイチゴは、元気です。酸っぱくなってはいませんでした。

不器用だな。
女の子にモテそうにないな。いい人どまりだな。
でもよ。それをわかってくれる女の子が、きっと現れるよ。逃がすなよ。

彼女ができたら、次男も一緒に、彼女の誕生日にでっかいケーキを食おうぜ。
もちろん、お前のバイト代でな。

ありがとう。うれしいかったよ。
今までに味わったことのない、うれしさだったよ。照れるよ。
来年は、気を遣うなよ。バンドに、ガールフレンドにお金を使え。

今年のケーキのこと、忘れないよ。
30年ぐらい、ネタにさせてもらうよ。

ありがとう。

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2014.03.30

2014.03.29.ライブ@市川真間アルマナックハウス、セットリスト

今夜は女子がたくさん!
すばらしい!

1)土曜の夜 ※曜日変更可(ベイシティ・ローラーズ)
2)アナーキー・イン・2DK(セックス・ピストルズ)
3)サティスファクション(ローリング・ストーンズ)
4)アイヴ・ガッタ・フィーリング(ビートルズ)
5)こりゃどうも(まろ)
6)思ってもみない世界へ(松阿彌靖)

以下、じゅんとまろ(仮)による
・サウザンド・ローズ(デイヴィッド・クロスビー)
・ヘイヘイ・マイマイ(ニール・ヤング)
・ウエイト(ザ・バンド)

4/15(火)に、原宿クロコダイルで一緒に演奏する、松阿彌靖くんの持ち歌「思ってもみない世界へ」を、はじめてひとりで歌ってみました。
LSDの歌だね。

今夜の共演は、
YOSHIHIROさん
鈴木準二さん
岩見たかしさん、でした。

ありがとう、アルマナックハウス!

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2014.03.24

息子(は?、が?、の?)金髪

高校の卒業式を終えた長男。無事に大学進学が決まり、羽根を伸ばし放題。帰ってきやしません。
ひさしぶりに朝方帰ってきたと思ったら……。

「何、ソレ!」

頭が金髪になってました。友達にやってもらったんだそうです。
ちゃんと、濃い眉毛も薄く剃って、金にしてます。

まあ、よく言えば、ブライアン・ジョーンズ?
Images
(あくまでも、イメージです)

卒業ライブが立て続けにあるようで、それに向けて「なんとなく」やったんだそうです。

「家の中に、でかい毒キノコが生えたのかと思ったぜ」
「マジで言ってる?」
「マジで言ってる」

考えてみれば、もう高校に行くこともなく、島根のおじいちゃん・おばあちゃんにも顔を見せてきたし、タイミングとしては、十分に考慮されてる。誰に迷惑もかけない。
見慣れてみれば、黒かったときはもっと「もっさり」してたかも。ま、いいのかも。

それが。

「大学の入学式までには黒く戻す」
って、何だよ、それ!

たしかにコイツは、高校1年生のとき、「バイトの面接の前日に、散髪にいった」前科がある。
わざわざ、近所のロックな美容室に通ってるくせに、ちっともロックじゃない。

「えー、なんで入学式のために黒くすんだよ!」
「マジで言ってる?」
「マジで言ってる」

「知り合いが、大学の入学式、ピンクの頭で行ったら、友だちができなかったって」
「それは、髪の毛のせいだけじゃないと思う」
「マジで言ってる?」
「マジで言ってる」

「バイト探すのも、金髪だと見つからないだろうし」
「でも、お前はどうせ飲食・接客系じゃなくて、倉庫の軽作業系なんだから、関係ないじゃん」
「マジで言ってる?」
「マジで言ってる」

なんかさー、ここまできて、大学の入学式ごときで、友だちができるとかどうとか、バイトがどうとか、言ってほしくないよね。
どうせなら、とことんやってほしいね。
父さん、マジで言ってる。

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2014.03.07

高校卒業式の祝辞をやってみた(2)

今日は長男の高校卒業式。
昨年に続いて、今年も祝辞を読みました。
すばらしい式でした。泣けたよ。

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卒業生のみなさん、今日は「おめでとう!」と、いろんな人から言われると思います。
ところで、卒業って、なんでしょう? 学校を卒業するって、なにが「おめでとう」なんでしょう?
卒業とは、ひとりで旅に出ることです。これまでみなさんは、家や学校という、あらかじめ用意された居心地のよい場所にいました。今日をもって、みなさんは、今までよりもずっと広くて、大きな「社会」に、ひとりで旅に出るのです。
旅先では、いろいろな人に出会うでしょう。年齢も、肌の色も、言葉もバラバラです。今までに経験したことのない、困難や悩みにもぶつかるでしょう。
はじめて見ること、はじめて聞くことも多いでしょう。とまどうでしょう。どちらに進んだらいいのか迷うこともあるでしょう。
しかし、それこそが旅なのです。たくさんのことを感じてください。考えてください。

旅に出ないとわからないことはたくさんあります。旅には出た方がいい。そして、ようやく大人になるのです。
だから、いままさに旅立とうとするみなさんへ贈る言葉は「おめでとう」よりも「行ってらっしゃい」のほうがふさわしい。

行ってらっしゃい。
旅立つみなさんに、旅の先輩として、ヒントをひとつだけ伝えておきます。それは、「苦労イコール不幸ではない」ということです。
苦労してください。それこそが、旅の醍醐味です。苦労がみなさんを大人にするのですから、逃げてはいけません。世渡り上手な大人ではなく、たくさんの苦労を味わった大人になってください。
でも、どんなに苦労をしても、君たちは絶対に不幸じゃない。なぜなら、君たちの仲間が、旅立ちを応援してくれる人たちが、心配してくれる家族が、こんなにいるからです。「苦労イコール不幸ではない」。そのことは忘れないでください。

教職員のみなさま。3年間この子たちを見守り、愛し、育てていただいて、ありがとうございました。親にはできないご指導、教育をしていただいたおかげで、やっと、ひとりで旅に出ることができます。心から、感謝申し上げます。

保護者のみなさん。この子たちが生まれる直前。思い出してみましょう。1995年の日本は大変な年でした。1月の阪神淡路大震災。3月の地下鉄サリン事件。「ずいぶん大変な世の中に、お前は生まれてくるんだな」と思ったことを覚えています。
それぞれに、いろいろなことがあったと思います。しかし、見てください。彼らは立派に育ちました。
今までは隣で手をつなぎ、手を引いてきた子どもたちですが、今日は背中を押してやる日なのかもしれません。
ずいぶん大きくなりました。子育ては、誰からもほめてもらえない仕事です。まだまだ手がかかるかもしれませんが、今日一日は、親同士、ほめあいましょう。みんな、がんばったよね。すごいよ。
昔から、かわいい子には旅をさせろと言います。彼らが、もし疲れたり、もう帰りたいと思うときがあるのなら、いつでも迎え入れて、ゆっくりさせてやりましょう。そして、また背中を押して送り出しましょう。

じゃあ最後にもう一回言うよ。卒業生のみなさん、今日は旅のはじまりの日だ。
「行ってらっしゃい」。

平成26年3月7日

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2014.03.01

出版社の営業マン(2)

2007年12月に、「出版社の営業マン」というタイトルでブログを書いています。
菅野美穂主演のドラマ、『働きマン』の中で、出版社の営業マンがテーマになった回があったときです。

僕はもう現役じゃないから、堂々と言いたい。「出版社の営業って、すげーんだぜ!」
ふだん、なかなか陽が当たらない仕事なので、ときどき、ドラマチックに取り上げられるとどうしても泣いてしまいます。

こんなマンガを読みました。

『重版出来!』松田 奈緒子 (著)

1巻に、出版社の営業マンの話が出てきます。泣きました。泣くよー。

「よし、仕掛けるぞ。」

「手搬入行ってきます!」

「”なぜ売れないか”はわからないけど、ひとつだけハッキリ言えるのは――売れる漫画は愛されてます。」

「”売れた”んじゃない。俺たちが――売ったんだよ!!!」

「今回初めて知りました。自分の手にする単行本は、たくさんの人たちの手を渡って届いてるんだって。」

くぅ。泣きます。

唯一残念なのは、取次(本の問屋さん)がほとんど出てこないことですかね。
3月発売の3巻に出てくるといいな。


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