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2014年12月

2014.12.28

100点満点

高校受験に向けて、毎日机に向かっている次男が呼んでいます。

「父さん、すげーよ!」

過去問を解いていたら、英語で100点満点をとったというのです。

彼は以前から、「100点満点というものを、一度とってみたい」と話していました。
書き取りなどの小テストではとったことがあるものの、ちゃんとした試験で、100点を取ったことがいままでに一度もない。

まあ、そりゃそんなもんだろうと聞き流していました。
先日は、「中間テストの音楽の筆記試験で100点を狙う!」と豪語したものの撃沈。
そりゃまあ、そんなもんだろう。

それが、自宅でひとりでやったとはいえ、ちゃんと時間をはかって過去問に挑戦して、ついに100点。
すごいなあ。

彼は、ケアレスミスが多いのです。それを自覚して、こつこつこつこつ勉強をしてきました。
苦手な数学をあきらめず、「40点しか取れないということは、努力したらあと20点くらい稼げる!」といって、集中的に勉強しています。
ありきたりな言葉ですが、「小さな努力が実を結ぶ」を実践してみせてくれています。

これは、うれしい。よくやったねー。
本番の入試の出来がどうであろうと、今日とった100点満点にこそ、大きな意味があるんじゃないかなー。
「がんばれば、あきらめずに続ければ、いつかできる」
部活に続いて、体でそれを感じたのではないでしょうか。

それは、彼にとってものすごく大きな自信になったことでしょう。
そして、また新しい何かに挑戦するときに、「まだあきらめない!」と思う理由になるでしょう。

受験は、その日かぎりの一発勝負。ダメなときはダメかもしれない。
でも、君はすでに一番大切なものを手に入れたよ。
なら、何が起きても大丈夫。
どこの学校に行こうと、大丈夫だ。
どこの学校に入るかが問題じゃない。入った学校で何をするのかのほうが大事。

いやあ、子どもには教えられますね。

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2014.12.23

デニーズでクリスマスだ

大学生の長男、明日のクリスマスイブは学校の友達と飲みに行くと言う。
昨夜はコンビニの深夜勤で、今日はずっと寝ていました。

「今日は出かけないの?」
「出かけない」

んじゃあ、今夜クリスマスをしようか。
わが家のクリスマスは、ここのところ毎年デニーズ。
誕生日は牛角、クリスマスはデニーズ。それ以外にはほぼ行かない。
だから、けっこう楽しみなのよ。

長男は、すきやきご膳、みたいなものを。
次男は、ハンバーグ。
僕は、ビーフシチュー。
牛ばっかり。

くだらない話で、笑う笑う。
実にくだらない。
でも、3人で腹をかかえて笑う。クリスマスだねー。

毎年、クリスマスにはデザートを頼むことにしているのですが、今夜はやめ。
長男がバイト先で買ってきた(買うようにお願いされた)チーズケーキが家にあるから。

次男がクリーム類が苦手なので、ケーキに縁がないわが家。
そのへん気をつかって、長男が持って帰ったのはベイクドチーズケーキ。
「うまいねー」

3人で過ごすクリスマス、いつまで続くんだろう。
ひとり抜け、ふたり抜け、きっと間もなく、3人でクリスマスを過ごすこともなくなるんだろう。
デニーズはやっぱり3人で行かないとなー。

こんなにおもしろい男たちは、なかなかいないんだ。
少しさみしいけど、しょうがない。
でも、少しさみしい。

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2014.12.06

受験勉強の反動で大掃除、の巻

中3で高校受験を控えた次男。
今日は朝から、本番当日のタイムテーブルどおりに過去問に挑戦したようです。
9時からはじめて、途中10分の休憩を入れながら、5科目。2時くらいまで。
さすがにくたびれたようです。

遅いお昼ご飯のうどんを一緒に食べて、「ちょっと気分転換に外に行ってきたら?」なんて話していたのですが……。
彼がおもむろにはじめたのは、部屋の掃除、でした。

受験前って、やたらと本が読めちゃいますよね。
ギターも、妙にうまくなる。
反動エネルギーが生まれるんですよね。

長男の大学受験の前は、マンガとギターでした。
『カイジ』かなんかにはまっちゃって、気の毒でした。
「でも、試験前って、マンガも本も、おもしろいんだよねー」

次男の場合、勉強の反動が、「掃除」に出ました。
今日は、自分のと兄貴の、服の整理。
着ない服を、バシバシとゴミ袋に入れていきます。
3袋分捨てました。

「ちょっと休めば」とか言うのも、もったいないので、ほっときました。
気がすんだのは5時くらい。
すっかり部屋がきれいになりました。
「あー、疲れた」だって。そりゃそうだ。ありがたや、ありがたや。

受験勉強の反動って、うまく利用したいですよね。
エネルギーがたまってるわけだから、もったいない。
だいぶんさっぱりした部屋を見れば、「受験生がいるっていうのも、悪くないね」と思います。
毎年受験してもらってもいいかも。
いや、やっぱりいやかも。

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2014.12.04

『FOK46』大槻ケンヂ

『FOK46』大槻ケンヂ

サブタイトルは「突如40代でギター弾き語りを始めたらばの記」。
筋肉少女帯のボーカル、大槻ケンヂは楽器が弾けなかったんです。
で、ある日、アコースティックギターを衝動買い。
そして、46歳のおじさんは、まるで中学生のようにギターを練習、弾き語りライブに挑戦する……。

ざっといえば、こんな内容の、エッセイであり私小説です。
まさに、30年ずれてる。
しかし、現実には30年が経ってる。

この本は、ただの「自分さがし」とか「エバーグリーンな青春さがし」とかがテーマではありません。
ずれてる30年の隙間には、たくさんの現実があるのです。
もっと言っちゃえば、「死」がある。

30年遅れのギター初心者は、高いギターが買えるんです。
ゴダンにはじまり、ギブソン、マーチン、タカミネ、ヤマハ、アリア……。
いいなあ。
お茶の水のギター屋さんめぐり。
いいなあ。

でも、本文中に出てくる「ミルクと毛布」という歌は、30年前の中学生にはけっしてつくることができなかった歌。
そして、映画のような美しいエンディングは、若くしては書けなかったかもしれません。
僕も、もう少し若かったら、このエンディングに「オーケン、だせえよ」と言ったかもしれません。
でも、泣ける。

歳をとるのも悪いもんじゃない。
僕も弾き語りの練習をもっとしなくちゃな。
枯れないと燃えないものも、あるんだよね。

この本、おすすめです。

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